「鍋パーティーのブログ」(再分配の重視を求める共用ブログ)にid:suterakusoさんが執筆された下記記事を公開しました。
昨年4月1日に公開された下記の「上編」の続編に当たります。上編も、今回の中編の公開に合わせて一部アップデートされましたので、ご覧いただければ幸いです。
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防衛相・河野太郎が海上自衛隊に中東派遣を命令した。日本経済新聞より。
防衛相、海自に中東派遣を命令 哨戒機は11日出発
河野太郎防衛相は10日、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」と哨戒機「P3C」に対し、中東海域での情報収集にあたるための派遣命令を発出した。哨戒機は11日に沖縄県の那覇基地を出発し、護衛艦は2月に出航する予定だ。防衛省設置法に基づく「調査・研究」目的で活動する。不測の事態が生じた場合は武器使用を伴う海上警備行動に切り替える可能性もある。
海自の活動海域はオマーン湾、アラビア海北部、バベルマンデブ海峡東側のアデン湾、の3海域の公海と定めた。イランに面するホルムズ海峡やペルシャ湾は対象から外した。部隊規模は260人超となる。哨戒機はソマリア沖アデン湾で活動する海賊対処部隊の任務も兼ねる。
防衛省設置法4条に定める「調査・研究」の任務として、海上と上空から中東海域の治安情報を集める。同盟国の米国や欧州や周辺諸国とも情報交換する。情報は政府がいったん集約し、国土交通省を通じて日本関係船舶の運営会社などに提供する予定だ。
有事の際は政府の判断で自衛隊法の海上警備行動に切り替えることができる。武器使用で防護できるのは日本籍船に限る。
期間は1年間で必要に応じて閣議決定で延長できる。護衛艦と哨戒機は定期的に交代する。
(日本経済新聞 2020/1/10 16:57)
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54268170Q0A110C2EA3000/
アメリカとイランの間が大事に至る恐れが少なくなった途端、安倍晋三が「僕ちゃん、やっぱり中東に行くことにするよ」ということになった。時事通信より。
記事本文を以下に引用する。
安倍晋三首相は9日、今週末からの中東訪問について、予定通り実施する方針を固めた。トランプ米大統領がイランへの軍事力行使に否定的な考えを示したことで、現地情勢は当面沈静化すると判断した。10日に正式発表する見通しだ。
首相は9日、トランプ氏の演説を受け、首相官邸で記者団に「自制的な対応を評価する」と歓迎。「今後も情勢の緩和、安定化のために外交努力を尽くしていく」と強調した。
首相は11~15日の日程でサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーンの3カ国歴訪を計画。しかし、イランが8日にイラクの米軍駐留基地をミサイル攻撃したことで、外務省を中心に一時、訪問を延期すべきだとの声が強まった。
日本政府関係者によると、首相は訪問の可能性をぎりぎりまで探るべきだとして、判断を留保。米国だけでなくイランも抑制的な対応を示していることなどを踏まえ、最終的に訪問を決めた。首相周辺は「情勢に変化がなければ計画通りだろう」と語った。
(時事通信 2020年01月09日18時47分)
「情勢に変化がなければ計画通り」、つまり「情勢が変化すれば行かない」という逃げもきちんと打っている。
この「仕事をやってる感を演出してるだけ」の安倍晋三が、岩田明子以下のNHKや読売や産経にかかると「アメリカとイランの間に入って仲介する『外交の安倍』」と宣伝される。
くだらない。
死因が自死だった可能性がきわめて高い三宅雪子元衆院議員について、例によって陰謀論が湧いている。まあいつものことだが。
グレタ・ソーンバーグって誰?、と一瞬思ったが、トゥーンベリの英語読みか。90年代の昔にNHKがプロテニス選手のエドベリを「エドバーグ」と呼んでたのと同じパターンだったからすぐにわかった。
トランプを批判しているグレタ・トゥーンベリがCIAの工作員という陰謀論などはまあご愛嬌だが、オザシンだかヤマシンだかの下記陰謀論ツイートは笑えない。
三宅雪子氏が自殺とするのはおかしいとの指摘多数。れいわ山本氏とも親しく、候補になりうる人。れいわに関して馬淵元国交相の不自然交通事故、木内みどり氏の不自然死など謀略攻撃の可能性高く、三宅氏も可能性あり。民主政治の危機 。このツイ速攻削除の可能性 @knife9000 https://t.co/PwJfZPDrJS pic.twitter.com/PPj4a55Y9l
— 一路 (@knp12) 2020年1月8日
「Dr.ナイフ」とやらもたいがいな陰謀論アカだが、「一路」とやらは「ナイフ」の斜め上(?)をいくトンデモ陰謀論者のようだ。「一路」のツイートが「速攻削除」などされる気配もないことが笑える。
下記は「一路」のツイートを批判する反応。
嫌がらせを受けてたんですよ。それで思い詰めてたことを親しい人達はみんな知ってます。“生きてたられいわから出る可能性?”ないない。嫌がらせしてたほとんどの人は、元々自由党の支持者で、今はれいわ支持者なんだから。 pic.twitter.com/UramtiDtqD
— ヒルコ 蛭義 🧷∀ (@damdamj) 2020年1月8日
リンクの表示には引用部分が目立つので、ヒルコ蛭義氏が書いた文章のみを下記に抽出する。
嫌がらせを受けてたんですよ。それで思い詰めてたことを親しい人達はみんな知ってます。“生きてたられいわから出る可能性?”ないない。嫌がらせしてたほとんどの人は、元々自由党の支持者で、今はれいわ支持者なんだから。
三宅氏がオザシンたちと裁判沙汰にも及ぶ係争を続けていたのは、あの界隈の住民ではないために本当には詳しくない私でさえ知っている。三宅氏にも問題があったと主張する人たちも少なくないが、仮にそれを割り引いても三宅氏と長年の抗争を繰り広げていた人たちが三宅氏の自死(自死と断定しても良いと私は考える)の動機の一つとなったことは絶対に間違いない。他に身体の機能のトラブルや、そうしたもろもろの原因による鬱状態も影響しただろうと思われるけれども。
陰謀論にかまけるオザシンやヤマシンたちは、いい加減に頭を冷やした方が良い。
どういう因果か、今日は深夜に書きたい件がいくつもある。記者会見をしたゴーンについては書かないが、ゴーンと辛坊治郎(笑)が奇しくも同じ「陰謀」というキーワードを使ってきた。
「週刊文春」の下記記事が事実かどうかは私は知らない。
しかし、この記事に対する辛坊のTwitterでの下記の反応は、最高というべきか、最悪というべきか、とにかくめちゃくちゃに恥ずかしい。
実は問題の背景に某国の陰謀があると睨んでいる。文春もついにかの国の手に落ちたようだ。
— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) 2020年1月8日
私はこの人権侵害の糞メディアを絶対に許さない!
買わずに立ち読みして、どんな嘘が並べられてるかじっくり読み解いて下さい。
でもスタッフは真実を知っている。それだけが私の救いです「
「某国」がどこだか知らないが、こんな雑魚を相手にする国がどこにあるんだよ。
この自意識過剰が最高(最悪)に恥ずかしい。思わず下記2件の「はてなブックマーク」のコメント(ブコメ)をリンクしてしまう。
辛坊治郎が日テレ女性社員に「壁ドン」パワハラ | 文春オンライン
- [パワハラ]
- [疑惑]
- [脳内妄想]
- [アレな人]
- [大阪]
小物キャスターに外国が陰謀とか、自分を過大評価しすぎである。どこの国か知らねえけど。どんだけナルシストだよ
2020/01/08 19:33
辛坊治郎が日テレ女性社員に「壁ドン」パワハラ | 文春オンライン
ヨットで死んでおけばよかったのに。生きていてはいけない人間の典型
2020/01/08 19:37
日本維新の会の衆院議員・下地幹郎が中国のIR企業・500ドットコムから100万円を受け取っていたことを認め、維新に離党届を出した。以下沖縄タイムスの記事より。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/519254
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、中国企業「500ドットコム」側から現金100万円の受領を認めた日本維新の会の下地幹郎衆院議員(58)=比例九州=は7日、離党届を提出した。議員辞職に関しては支持者の声を聞いた上で近く結論を出すとしている。那覇市内で開いた後援会の会合後、記者団に語った。
離党届が受理されたかは明らかになっていない。下地氏は党のイメージを考慮し、早めの離党を決めたと説明。「まずは離党し、辞職の問題に決着をつける。(支持者と)相談しながら検討する」と述べた。20日の通常国会開会までには判断する考えを示した。
下地氏は2017年の選挙で沖縄1区で落選し、比例で復活当選した。離党する場合は党に議席を返上すべきではないかとの問いには「そういう声も真摯(しんし)に受け止めたい」と述べ、議員辞職の可能性に言及した。
維新の松井一郎代表が辞職すべきとの考えを示していることには「党代表としてはそういう思いなんだろう」と述べるにとどめた。
下地氏が離党すれば県関係の維新国会議員はゼロになる。下地氏は、自身の離党後も「県連総支部は存続していかないといけない」と語り、維新県連は活動を継続すべきとの考えを示した。
この日は支持者ら約200人を那覇市内の後援会事務所に集め、辞職に関して意見を聞いた。下地氏によると明確に辞職を求める声はなかったが、意見は一致していないという。
(沖縄タイムスより)
松井一郎が下地に議員辞職を求めたことについては「松井、お前の方が下地よりももっとひどいワルだろうが。お前が言うな」としか思えない。大阪の人たちはなんでこんな奴を支持するのだろうかと怒りが込み上げる。
下地も国民新党にいた頃から大嫌いで、次の総選挙に出馬するのも難しいだろうからざまあみろとしか思わないが、下地が中国企業から受け取った金は、既に逮捕された秋元司の3分の1しかない。
秋元司も現在でこそ東京15区(江東区)選出議員だが鹿児島県出身で、選挙には決して強くない。選挙区で勝ったのは2017年が初めてだった。しかし態度だけはでかい奴で、俺は300万円なんてはした金はもらわないとほざいて批判を浴びた。東京15区は国制に関しては本当に不毛の選挙区で、過去にもろくな選出議員がいなかった。2009年の衆院選ではオスプレイを絶賛した民主党小沢系の東祥三*1が当選し、2012年と2014年には親父の故柿沢弘治譲りの渡り鳥野郎・柿沢未途*2が連勝した。柿沢もIR議連の副会長で、ジャパンライフからも献金を受けている。野党より自民党の方がお似合いの政治家としか思えないが、自民党は秋元に見切りをつけて過去東京15区で3度当選した木村勉*3の娘・木村弥生(現自民党近畿比例ブロック選出衆院議員)を擁立するとの噂が自民党支持者たちの間に流れているらしい。
以上からわかる通り、決して立場が強くない秋元は逮捕前、破れかぶれにでもなったのか、週刊朝日の取材に言いたい放題を言っていた。
以下引用する。
(前略)秋元容疑者は逮捕前に「300万なんてはした金もらわねえよ」と反論して、批判を浴びた一方、「500社は議員への働きかけ、ロビー活動はすごかった」などと語っていた。
そして本誌に「直接、見たわけじゃないが」と断りつつ、こう打ち明けていた。
「約2000万円もらっている議員がいる。ケタが1つ、違うだろうっていう議員だっている」
「(自民党内の)IRの三羽烏って呼ばれる議員なんか、そりゃすごいんじゃないか。12月になって、俺の疑惑が報じられはじめたら、3人は俺の電話にすら、出なくなった。ひどいやつらだ」
さらに驚くべき「闇」を示唆する証言をしていた。
「なんらかの形でカネもらったり、便宜を受けたリストに載っている議員は30人はいるんじゃないか」
東京地検特捜部はすでに、自民党の白須賀貴樹衆院議員や勝沼栄明前衆院議員の関係先を家宅捜索。事情聴取など突っ込んだ捜査が行われる見込みだ。前出の捜査関係者がこう続ける。
「500社は秋元容疑者以外にも、幅広くたくさんの国会議員に食い込んでいたことは捜査でわかっている。その数は少なくとも10人以上はいる。問題はそれらの議員がどのような便宜を図ったか?職務権限があったのか?という点。まあ、こんな多くの国会議員に働きかけをしようとすれば、費用だってかなりかかる。それほどIRの商売はカネになるという証明かもしれない」(後略)
(週刊朝日 2020.1.6 08:00)
「IR三羽烏」って誰だ、ネットでは既に実名が割れてるんじゃないかと思って調べてみたが、最近は5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)もすっかり衰退しているらしく、野党の議員の名前を挙げるなどのくだらない書き込みばかりで見る気も失せた。金を渡しても権限を持たない野党の議員なんか役に立たない。週刊朝日の記事にも「(自民党内の)IRの三羽烏」と明記されている。中国マネーにどっぷり漬かっているのは自民党の議員たちなのだ。奴らは中国の脅威をがなり立てる一方、自分自身は中国企業からの黒い金をもらっている。
秋元司もどうせ次の衆院選には立候補できないのだから、べらべら「自民党IR三羽烏」の実名を喋ってしまえば良いと思うのだが、逮捕後1月4日までの勾留がさらに10日間延長されて現在も勾留されているので、現時点ではどうしようもない。