死亡者数
タイトルの通り。 NHKのデータ*1に基づく対数グラフを以下に示す。 国内のCOVID-19新規陽性者数及び死亡者数 (2020/3-2022/1, 7日間移動平均対数=NHK) 昨日(1/12)の新規陽性者数急増に人々が驚いているかのような報道があったが、はっきり言って馬鹿である…
新春のネットの記事では、三春充希氏の下記「note」の記事が良かった。以下にリンクのみ示す。 note.com 2022年最初に公開するのは、めでたくもない新型コロナの記事だ。昨年の正月休みの期間は検査数が少なかったため新規陽性者数が少なめに出て、その反動…
2021年最後の新型コロナウイルス感染症の記事も公開しておく。 日本国内では第6波が感染拡大中だ。ピークの高さはまだ第1波の後半にも及ばないが、来年1月にかけて警戒を怠ることはできない。 以下に、NHKのデータに基づく新規陽性者数と死亡者数の7日間移動…
タイトルの通り。NHKのデータ*1をダウンロードして描いたグラフを久し振りに公開する。下記のグラフは、上が新規陽性者数と死亡者数の7日間移動平均で、下がその月間値の推移。いずれも片対数グラフ。 国内のCOVID-19新規陽性者数及び死亡者数 (2020/3-2021/…
東京8区騒動やら衆院選公示やら、だいぶ旗色が悪くなってきたヤクルトスワローズの優勝争いやらにかまけていて新型コロナのデータ更新が滞っていたが、今日になって20日分のデータを一気に入力してみた。 すると、新型コロナ第5波の減衰が、前週比マイナス35…
岸田文雄が自民党総裁選当選を決めた日に書いた、新型コロナ第5波の感染減衰傾向の鈍化はその後小康状態となり、もっとも減衰が激しかった対前週比マイナス50%強からマイナス40%前後に鈍化したものの、その状態でいったん落ち着いているので、まだアラートを…
日本国内で新型コロナウイルス感染症の第5波が急激に減衰した理由は、専門家にもよくわからないという。 この件から思い出したのは、昨年読んだ宮坂昌之著『新型コロナ7つの謎』(講談社ブルーバックス,2020)に書かれたSARSに関する記述だ。同書には「なぜ…
新型コロナウイルス感染症の日本国内第5波が感染の波の後期に入った。NHKのデータ*1に基づいて計算すると、1日の死亡者数の7日間移動平均は9月13日に極大値の64.9人を記録し、以後減少へと向かった。9月13日の7日間移動平均値は9月7日から13日までの7日間の…
新型コロナウイルス感染症の「波」について、私はいくつかの勝手な定義をしている。まず感染の波を初期、中期、後期に分け、中期はさらに前半と後半に分けている。感染の波の初期の始まりは新規陽性者数(7日間移動平均値)が増加に転じた日から3日前、中期…
国内の新型コロナウイルス感染症週間新規陽性者数128,372人、死亡者数402人 (2021/8/28-9/3)/新規陽性者数は減り始めるも死亡者数は増え続け、週の「みかけの致死率」は0.31%に上昇
菅義偉が辞意を表明した週、国内の新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数は減少がはっきりしてきた。しかし重症者数と死亡者数はなお増え続けている。以下に、NHKのデータ*1に基づく、昨年3月以降の新規陽性者数と死亡者数の7日間移動平均値の対数グラフと…
昨日(9/1)、日本国内での新型コロナウイルス感染症の陽性者数が累計150万人を超えた。日本国民の1.2%、およそ80人に1人が新型コロナ陽性を経験した勘定だ。 ことに8月はひどかった。菅義偉政権や東京都知事・小池百合子らが東京五輪開催を強行したことが完…
日本国内の新型コロナウイルス感染症第5波の新規陽性者数7日間移動平均値は、NHKのデータ*1によれば8月25日に極大値の23,073人を記録したあと、減少に転じた。東京都ばかりではなく日本の全国平均としても、感染状況は中期後半に入ったとみられる。 以下に昨…
新型コロナ第5波の感染再加速だが、対数グラフでもいったんピークが見えたかの傾きの低下が再び急になる様子が見られるようになった。下記3つのグラフの一番上で確認できる。データはNHK*1により、上から順に昨年3月以降の新規陽性者数・死亡者数の7日間平均…
昨日(8/13)、日本国内の新型コロナ新規陽性者数がついに1日で2万人を超えた。そればかりか重症者数の急増が続き、死亡者数の増加も7日間移動平均値が極小値を記録した7月28日に8.4人だったのが17.6人に倍増した。この事実は、下記竹中平蔵のツイートがとん…
3連休中だが仕事に追われている。テレビは五輪ばかりやっているのでほとんど見ていない。野球で日本が金メダルを獲ったそうだが、ヤクルトのマクガフがアメリカの抑えのリリーフエースにされたことからも明らかな通り、アメリカを初めとする各国はまともな選…
菅義偉政権が新型コロナ禍の最中に東京五輪開催を強行したせいで、ついにリニアプロットのグラフのスケールが変わってしまった。下手したら、というよりかなり高い確率で対数グラフのスケールも変わってしまうかもしれない。下記は昨年3月以降の日本国内新規…
昨日(7/28)、日本国内の新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数が9576人、うち東京都が3177人を数え、いずれもこれまでの最多を記録した。現在は、過去のどの時期と比較しても新型コロナウイルスの脅威がもっとも大きいといえる。 陽性者数の増え方は、第…
少し前に突然8月半ばまでの仕事の負荷が激増したことや、その他の事情によって、なかなかブログを更新できなくなっている。非常に遅くなったが、7/17〜23の週の日本国内新型コロナウイルス感染症の週間新規陽性者数と死亡者数のグラフと数値を示しておく。デ…
更新が遅れたが新型コロナの国内陽性者数及び死亡者数の週間レポート。データはNHKによる*1。 国内のCOVID-19新規陽性者数及び死亡者数 (2020/3-2021/7, 7日間移動平均対数=NHK) 日本国内のCOVID-19の週間新規陽性者数と週間死亡者数 (2020/10/3-2021/7/16, …
国内の新型コロナウイルス感染症は、先週までの第4波から第5波への移行期から、明確に第5波の初期へとステージが進んだ。以下に昨年3月以降の新規陽性者数及び死亡者数の7日間移動平均対数プロットと、昨年10月以降の週間値リニアプロットのグラフ2種類を示…
今週の日本国内の新型コロナの感染状況は、全国平均で見ると第4波の末期と第5波の初期の重なり合った時期に当たるため、両方の波ともにに変化が小さく、新規陽性者は先週とあまり変わらなかった。第5波の増加分を第4波の減衰分が打ち消した形だ。とはいえ、7…
国内の新型コロナウイルス感染症新規陽性者及び死亡者数の月別対数グラフを昨日(6/1)公開し損ねたので今日公開する。データはNHKによる*1。6月の新規陽性者数は53,113人、死亡者数は1,724人だった。新型コロナの蔓延状態が続いている。 日本国内のCOVID-19…
今週は日本国内の新型コロナウイルス感染症の局面が第4波末期から第5波初期へと移行した週だった。昨日(6/25)、新規陽性者数の7日間移動平均値が前週比マイナス2.5%となり、第4波の減衰と第5波の立ち上がりがほぼ拮抗したが、7日間移動平均値というのは3日…
国内の新型コロナ新規陽性者数は、東京や神奈川の下げ止まりが全国平均に影響を与える度合いが増え始めた。東京・神奈川以外では減少傾向が続いているが、東京・神奈川は明らかに下げ止まり、特に東京都は3日連続で前の週を上回る新規陽性者数になった。その…
新型コロナも過去に4つの大きな波*1に襲われてきたので、さすがにメディアも少しは敏感になったのか、それとも東京五輪開催を控えているためか、今回は早い段階から「下げ止まり」の指摘が聞かれ始めた。 下げ止まりが見られるかどうかは、対数グラフを見な…
今週の国内での新型コロナウイルス感染症は、先週に引き続いて新規陽性者が指数関数的現象を見せ、死亡者数も減り始めた。死亡者が減り始める時期を感染の波の後期の始まりとすると、現在は第4波の後期に入ってしばらく経った状態といえる。問題は、いつ新規…
5月の新型コロナウイルス感染症の数値を入れた月間新規陽性者数及び死亡者数のグラフができたのでブログに載せておく。データはNHK*1による。 日本国内のCOVID-19月間新規陽性者数及び死亡者数(2020/1-2021/5,対数=NHK) 5月の月間新規陽性者数153,766人は…
連休が終わって3週間以上経ち、緊急事態宣言の効果が対数グラフではっきりわかるようになったが、緊急事態宣言も3回目になった今回が一番宣言の効きが悪いことが対数グラフの右肩下がりの傾きの小ささからうかがわれる。緊急事態宣言は最初の昨年4〜5月が一…
ようやく週間の新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数が前の週の同じ曜日よりも減る日が続くようになった。これは、早くから感染が進んで医療崩壊を起こした大阪府や兵庫県が、新規陽性者数に関しては感染の波をようやく越えたことと、東京都の新規感染症…
時間帯がやや遅くなったが週間の新型コロナ陽性者数と死亡者数のグラフを示した記事を公開する。 昨日(5/14)、菅義偉が分科会で専門家の突き上げを食ったとのことで、急遽北海道、岡山、広島の1道2県に、16日の日曜日から月末の31日まで緊急事態宣言が出さ…