kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

音楽

ホテルカリフォルニアとシャコンヌとドッペルゲンガーと

音楽に関する暇ネタ。40年近く前に初めて聴いた時に既に気づいていたが、「恋はみずいろ」と「グリーンスリーブス」(イングランド民謡、というよりルネサンス時代の流行歌)は似ている。ともに「ドリアン(ドリア旋法)」が使われている。これに関してネッ…

山口洋子作詞「よこはま たそがれ」は盗作だった!?

ひょんなきっかけからバルトークの「管弦楽のための協奏曲」のCD(フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団=1955年録音)を引っ張り出して聴きつつ、バルトークに関してネット検索をかけていたら、福田康夫が総理大臣になった2007年のブログ記事が引っかかり…

つまらない保守野郎・英作曲家エドワード・エルガーがいっぺんに嫌いになった

エドワード・エルガーは、ネット検索をかけなければファーストネームが思い出せない程度の、普段全く気に掛けていなかったイギリスの作曲家である。その作風はきわめて保守的であって、面白みも何もない。表向き保守的な印象でありながらその実十二音音楽の…

小型無人機の「ドローン」と音楽用語の「ドローン」の語源について

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015042502000096.html 官邸ドローンで男出頭 小浜署に「福島の砂入れた」 東京都千代田区の首相官邸屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、福井県在住の男(40)が二十四日夜、「自分がやった…

北一輝と松永テル、ブラームスとクララ・シューマン、「秘密の暗号」

松本健一に続いて北一輝に関する本ということで、渡辺京二の『北一輝』の初めの方を読んでいる。 北一輝 (ちくま学芸文庫)作者: 渡辺京二出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/02/01メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (35件) を見る この…

桑田佳祐と政治と植草一秀と

大晦日の紅白歌合戦は途中少し見ていたが、最後の方は見ていなかった。だから下記の件は知らなかった。 http://www.asahi.com/articles/ASH155SJLH15UTIL02G.html サザン「ピースとハイライト」は政権批判? 解釈で波紋山田優、斉藤佑介、渡辺洋介 31年ぶ…

百田尚樹『殉愛』と『ショスタコーヴィチの証言』は対極に位置する本では?

昨日(11/22)書いた 「やしきたかじんさんの長女、出版差し止め求め提訴 晩年を百田尚樹が描いた『殉愛』」(産経) - kojitakenの日記 にいただいたコメントにぶっ飛んだ。 http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20141122/1416616653#c1416670264 deborarabode…

「『今の私は道化師』 作曲家・新垣隆さんの多忙な日々」(朝日)

「佐村河内守のゴーストライター」新垣隆の話題は久しぶりかも。 http://www.asahi.com/articles/ASGB755Q9GB7UEHF00K.html 「今の私は道化師」 作曲家・新垣隆さんの多忙な日々戸田拓 「全聾(ろう)で交響曲を書いた現代のベートーベン」として人気を博し…

これはすごい! 大西順子・小澤征爾・村上春樹の3人が起こした奇跡

今読んでいる本。 小澤征爾さんと、音楽について話をする (新潮文庫)作者: 小澤征爾,村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/06/27メディア: 文庫この商品を含むブログ (23件) を見る この本は、3年前に単行本で出たが、私は村上春樹にも小澤征爾*1に…

またまた「佐村河内信者」の妄言コレクション

25年ほど前をピークにした音楽ヲタの時代と比較すると、もはや「ヲタ」と自称できなくなっている私は、恥ずかしながら「佐村河内守」はおろか、吉松隆の音楽も知らないのだった。だから、「稀代のメロディーメーカー」であるらしい吉松隆が武満徹を批判した…

現代音楽に関するノビー(池田信夫)の妄論を嗤う

これはひどい。ノビー(池田信夫)が書いたこの文章はひど過ぎる。http://blogos.com/article/80165/ より。 佐村河内守という耳の聞こえない(と自分ではいっている)人の曲が、別の「ゴーストライター」のつくった曲だったという騒ぎが話題になっています…

後世の評価に委ねるほかないが……

数日前にも書いたように、私はここ3,4年ほど耳の調子に問題があって、以前のようにはクラシック音楽を聴かなくなっているし、本当にヲタク的に音楽を聴いていたのは10年くらい前までであって、最近の話題にはとんと疎くなっている。だから正直言って知らなか…

「佐村河内守=新垣隆」と『砂の器』

佐村河内守の一件、好奇心をかき立てられたのでいろいろ記事を書いたが、アクセス解析を見ると、その中で下記2件の記事へのアクセス数が多いようだ。 新垣隆はなぜ佐村河内守の「ゴーストライター」になったか - kojitakenの日記(2014年2月7日) これはすご…

佐村河内守ネタ、再び2ちゃんねるより

佐村河内ネタ、再び2ちゃんねるより拾う。2ちゃんねるというのは、ネトウヨの巣窟である「ν速+」やなんかはクソだが、マニアの溜まり場になっているスレは結構な情報収集源になる。「信者」が「類友」で集まりやすいブログやなんかよりよっぽど役に立つこと…

これはすごい! 佐村河内守「信者」の巣窟を発見

佐村河内守の件、2ちゃんねらーの「クラヲタ」の間には冷静な意見が目立ったのに対し、信者の「巣窟」ともいえる場所があった。 下記ブログ記事のコメント欄である。 佐村河内守 弦楽作品集 2012年1月発売決定! 一年365枚 2017/ウェブリブログ(2011年12月16…

新垣隆はなぜ佐村河内守の「ゴーストライター」になったか

『週刊文春』2月13日号に掲載された「ノンフィクション作家・神山典士氏+本誌(週刊文春)取材班」による佐村河内守の「ペテン」の暴露記事を読んだ。既に新聞やテレビが大々的に報じている通り、佐村河内守の「全聾」は「真っ赤な嘘」だった。そのことは、…

「偽ベートーヴェン」佐村河内守と「クラヲタ」2ちゃんねらーたち

「偽ベートーヴェン」佐村河内守(さむらごうち・まもる)の「偽作」の件だが、真の作曲者は新垣隆(にいがき・たかし)という人だったことが明らかにされた。この件について、佐村河内守についてこれまで関心を持たなかった私は、マスコミが報じる「けしか…

「偽ベートーヴェン」だった? 佐村河内守

こりゃ驚いた。http://mainichi.jp/select/news/20140205k0000e040211000c.html 佐村河内さん:曲は別人作…十数年前から 弁護士明らかに 被爆2世として生まれ、耳の聞こえない作曲家として知られる佐村河内(さむらごうち)守さん(50)の、代表曲「交響曲…

グールド、ボイジャー、バッハ

今朝(9/13)の朝日新聞1面記事。 http://www.asahi.com/tech_science/update/0913/TKY201309120704.html ボイジャー1号、太陽系脱出 地球を旅立ち35年 【ワシントン=行方史郎】1977年に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー…

徳之島と沖永良部島で変わる「音階」(小倉朗『日本の耳』より)

ここ数年、タイトルに興味をひかれた新書の類を本屋で衝動買いして読む習慣があったが、期待はずれに終わる割合があまりにも多いので、少しパターンを変えてみようかと思う今日この頃。そこで、古めの「新書」を読んでみようかと思って買ったのが下記の岩波…

諸井誠死去

この訃報はうっかり知らずに過ごしていた。諸井誠 - Living, Loving, Thinking, Again 経由で知ったが、2日に作曲家の諸井誠が亡くなっていた。 http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/classic/clnews/01/20130902-OYT8T00637.htm 作曲界の重鎮・諸井誠さ…

すぎやまこういちにとっては「稲田朋美>安倍晋三」なのかも。で、城内実センセは?

一読して爆笑した。 ドラクエ作曲者「私財投じて安倍首相を応援する」理由(フライデー) | 現代ビジネス | 講談社(1/2) ドラクエ作曲者「私財投じて安倍首相を応援する」理由 ゲームを始めるときは、「さあ、これからどんな物語が始まるのだろう」と胸が…

辺見庸『死と滅亡のパンセ』から音楽関係者の戦争責任を連想する

先月末、下記辺見庸の著作を読んだ。 死と滅亡のパンセ作者: 辺見庸出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2012/04/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (3件) を見る この本については、きまぐれな日々 マスメディアが作る「橋下…

John Zorn "Forbidden Friut"

ジョン・ゾーンからCHHへ - Living, Loving, Thinking, Again を読んで思い出した。 ミーハーなもので、太田裕美の語りが入っているこの曲を収めたクロノス・カルテットのCDに飛びついてしまったのだった。確か1995年だったか。 太田裕美のファンでもこれを…

携帯電話の着信音と教会の鐘の音、またはジョン・ケージ

http://www.cnn.co.jp/showbiz/30005258.html より。 NYフィルの公演中に携帯の着信音、指揮者が演奏中断 2012.01.13 Fri posted at: 10:45 JST ニューヨーク(CNN) 米名門オーケストラ、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートの最中に…

文革の寵児・張鉄生のメモ & 戦争交響曲(追記あり)

周ではなくて張 - Living, Loving, Thinking, Again より。 中国で白紙答案を出して英雄視されたのは「周鉄生」ではなく「張鉄生」でした。古寺多見さん、ご指摘ありがとうございました。ちょうど今手許にある馬国川『我與八十年代』という本に収録されてい…

朝比奈隆、戦争、ベートーヴェン、文革、そして橋下徹

まずは『きまぐれな日々』にいただいた風太さんのコメントより。 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1233.html#comment13385 そういえば大阪フィルの創始者朝比奈御大が亡くなってからもう10年が経ったんだね。 今日はNHKFMで一日中朝比奈御…

読んだ本『グレン・グールドは語る』(ちくま学芸文庫)

昨日(11日)読み終えた本。 グレン・グールドは語る (ちくま学芸文庫)作者: グレン・グールド,ジョナサン・コット,宮澤淳一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/10/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (21件) を見る カナダ…

「新自由主義」は芸術をプロパガンダに利用した「共産主義」にも劣るのか

「第九」と「文化大革命」と橋下徹と - kojitakenの日記 への「はてなブックマーク」より。 はてなブックマーク - 「第九」と「文化大革命」と橋下徹と - kojitakenの日記 shigeto2006 ネオリベと共産主義者はソックリ…と思っていたけど、共産主義者はプロパ…

「第九」と「文化大革命」と橋下徹と

そういや「第九」の季節だ。昔、高校生の頃の冬休みに、東京に出てきて日比谷公会堂で行なわれた小澤征爾指揮の「第九」のコンサートを聴いたことがある。あれが、私が生涯で最初に行ったクラシックのコンサートだった。当ダイアリーの記事にいただいたnessk…