kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

とくらさん出馬決定に思う

「Blog Blues」へのコメント欄に投稿しようとしたが、長すぎるといってはねられたので(また長文癖が出てしまった)、ここの記事にしてTBする。以下、「正義のない自民にとくらキック」に二度目のコメントをしようとした文章。

(ここから)

民主党も2000年頃には社会主義インターへの加盟を検討していたと思うのですが、あれどうなったんでしょうね。
2001年の小泉政権成立以来の新自由主義勢力の猛攻に完全に押されてますもんね。前原一派なんか小泉一派以上に過激な新自由主義勢力だし、防衛政策も、安倍と同じくらい右翼的だし、前原が代表になった時は本当に失望しました。結局偽メール事件で自爆しながら安倍らを助けた形になりましたね(意図的に助けて恩を売ったとまでは思わないけど)。
世間の右傾化に小沢が動かなかっただけなのか、あるいは小沢自身が積極的に修正資本主義や社民主義の主張を取り入れたのかはわかりませんが(後者だろうと思いますが)、民主党は全面的に信頼はできないまでも、望みをここに託さざるを得ない、という存在だと思います。憲法問題では私の立場は民主党より「左」の「護憲」ですけど。
前々から思っているのですが、前原らは、そのうち出て行って安倍とくっつき、逆に自民党内で小泉・安倍一派をよしとしない人たちは自民党を出て民主党に移れば良いと思います。そうすれば、新自由主義の是非をめぐって、あるいは外交・防衛政策をめぐって、議論ができるような言論状況になると思います。
私は、安倍らはそうなるのを避けて、自分たちの考え方だけをオーソライズして、反対側の意見は「反日」的などといって封じてしまう、大政翼賛会的体制づくりを狙っていると考えています。それを阻止するためにも、たとえ安倍政権が成立しようがAbEnd運動は続けていきますし、安倍の地元から立たれるとくらさんへは、もちろん応援を惜しみません。

(ここまで)

everybody goes〜正義のない自民にとくらキック : BLOG BLUES