kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

フジテレビ「報道2001」で「集団自決は軍の命令だった」という証言

沖縄で生き残られた、78歳の金城さんとおっしゃる方の証言。
『当時は、軍官民が一体となった体制だった。
米軍が上陸する前に、軍から手榴弾が二個ずつ渡された。一個は米軍に向けて放ち、もう一個は自決に使えと。
集団自決をした時、私は母を手にかけた。私も泣いていたし、母も泣いていたが、手にかけざるを得なかった。生き続けるのが怖かった』
インタビュアーの女性アナウンサーの目がうるんでいた。
出演していた安倍晋三のブレーン・中西輝政京大教授が弁解に追われ、「その証言は感情だ。歴史は感情とは違う」などと、理解不能かつ支離滅裂なイイワケをしていた。
その前の従軍慰安婦の件では、中西らに割合好き勝手しゃべらせていて、やっぱりフジだなあと思っていたが、右派で知られるフジテレビの姿勢にも微妙な変化が現れ始めたようだ。

PS
うっかりして書き忘れていましたが、4月7日付の「きっこの日記」にも、沖縄戦での集団自決が日本軍に強制されたものだったという記事が出ています。
きっこの日記:「平和のために選挙に行こう!」 (2007年4月7日)