kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

森永卓郎氏の指摘 「大学の秋入学は徴兵制の準備か」

森永卓郎構造改革をどう生きるか」第83回『「弱いものは死ね」という社会に突き進む日本』より
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/o/83/index.html

この中で、森永氏は「大学の秋入学は徴兵制の準備か」と指摘している。

 高校を卒業するのが春なのに、いったい誰が秋の入学に賛成しているのだろうか。4月から入学できる方がいいに決まっている。

 表向きは海外留学生を受け入れやすくするということだが、実は文部科学省の強い圧力で、いまや大学は「セメスター制度」で半期ごとに単位を与えるような仕組みに変わっている。半期ごとに単位が与えられるのだから、留学生が9月から入学しても問題はない。

 なぜそこまでして秋学期入学にこだわるのかといえば、徴兵制度導入の準備ではないか。秋までの期間は軍事訓練をするのにちょうどいい。

 日本はいま戦争への道をまっしぐらに進んでいる。9条改定が通るかどうか分からないが、改定に真っ向から反対しているのは社民党共産党のみだ。夏の参議院選挙の結果、もし民主党が分裂するようなことになれば、9条改定大連立政権が出来て、改定へ突き進む可能性が高い。

 誰もあまり問題にしないが、いま日本は大きな岐路に立っている。

 「弱い者は死ね」という冷酷な社会にしたいのか。米国型社会の大原則は経済でも戦争でも同じなのだ。

森永卓郎構造改革をどう生きるか」第83回『「弱いものは死ね」という社会に突き進む日本』より)