kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

年金問題をめぐる政府自民党の稚拙な対応

今朝の政治番組は「年金」と「松岡農水相」で埋め尽くされていたが、年金問題をめぐる政府自民党の稚拙な対応には恐れ入る。
自民党のビラのpdfファイルがネットでも流れており、それを見たが、システムを作った時の厚生大臣菅直人だった、と菅氏の攻撃に終始している。
テレビ番組でも、片山さつき片山虎之助らが「当時の政権は自社さだった」とことさらに強調し、民主党社民党を牽制していたが、これを聞いて、一瞬「あれっ、当時の自社さって、自由党社会党・さきがけだったっけ?」と思ってしまった。菅氏が厚相を務めた96年以降は総理大臣は自民党なのだから、責任逃れもいいところである。さしもの田原総一朗でさえ、この自民党の物言いには辟易して、発言をさえぎっていた。

とにもかくにも、これで参院選は、04年に続いて年金問題が最大の争点になりそうだ。年金は民主党が得意とする分野らしいから、どう転ぶかわからなかった選挙戦は、俄然民主党に有利、自民党に不利になった。テレビでの論戦でも、両片山氏は押されっ放しだった。