「大連立」騒動のあと、福田康夫内閣の支持率が急落し、民主党の支持率はさほど下がっていない。驚くべきことに、読売新聞調査にいたっては民主党の支持率が上昇した。
テレビ朝日「サンデー・プロジェクト」で、このことについて聞かれた町村信孝内閣官房長官は、「読売新聞は、こりゃ贖罪意識かなあ」と発言し、スタジオにいた与野党の政治家たちや番組のコメンテーターたちが爆笑していた。
私は、何の説明もしない福田康夫が国民の信を失い、「大連立」を蹴飛ばした民主党の判断が支持されたのであって、「大連立」の話に乗りかかった小沢一郎が評価されたわけではないと思う。