kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

天下の経済学者なのだから、TBくらいしてきてほしいものだが...

政権交代なくして真の改革なし: 植草一秀の『知られざる真実』

植草元教授には、当ブログに言及するんだったらTBくらいしてきてほしいものだと思いますが、TBやコメントを受けつけないブログだから、まあしかたないか。

対米隷属がもってのほかというのは私も同感ですけど、相手あっての外交なのだから、feasibilityが大事なんじゃないですか?

いくら、日本国内に反北朝鮮の世論のバックアップがあるからって、北朝鮮が受け入れられないような条件にこだわったって、何の成果もあるはずがないし、だからこそ蓮池透さんも立場を転換したんじゃない?

小泉政権を含めて小泉政権以降の政権が、「拉致問題の解決なくして国交正常化交渉、経済制裁解除、6ヵ国協議進展なし」と主張してきたにもかかわらず、今回、米国が北朝鮮に対するテロ支援国指定解除に動くと、何らの説明をも示さずに、経済制裁解除に進むことに大きな疑問を感じないわけにいかない。

そりゃ今までの、というより安倍晋三の政策が間違ってたんですよ。今回やっと福田首相がまともな方向に転換するわけです。確かにアメリカの意向に沿った方向転換ではあるけれど、福田首相の普段からの言動を考えると、やっとリーズナブルな政策に転換できると思っているんじゃないかと、私なんかは想像しています。

植草元教授には、『世界』7月号の特集をよく読まれることをおすすめします。「対北政策の転換を」と題した共同提言に、民主党のブレーンともされる山口二郎さんたちも加わっています。学者だったら、もう少し冷静な言論を展開されてはいかがですか。