NHKの「日曜討論」は前半が北朝鮮のテロ支援国家指定解除、後半が骨太方針を扱った。
後半の出演者は額賀福志郎財務大臣、神野直彦教授、荻原博子氏。
民主党のブレーンとして知られる神野教授は、社会保障費の削減は限界にきていると主張したのに対し、額賀大臣はさらなる社会保障費削減を明言した。
さらに、社会保障費の財源を消費税だけに限定している政府自民党の方向性に対して、神野教授は税制全体の見直しを促した。しかし、これに対して額賀大臣はこの期に及んで法人税と所得税の減税を主張した。これには呆れ返ってしまった。
なお、神野教授は「改革」なる言葉は用いず、「Change」と言っていた。これが普通の言語感覚だろう。