たとえば、「きまぐれな日々」では
きまぐれな日々 日本の対北朝鮮政策は今後劇的に転換される (7月1日)
という記事を公開したが、ネット右翼からのネガコメは一件もなかった。「きまぐれな日々」は大ブログとはいえないが、さりとて零細ブログでもなく、中規模ブログだろう。それでも、2ちゃんねるなどからの襲撃はほとんど受けなかった。
しかし、同じことを加藤紘一が言うと話は別だ。
産経の阿比留記者が書いた
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/637222/
を読む限り、加藤紘一の主張は筋が通っているのだが、かつて安倍晋三と組んで拉致問題を煽りに煽った産経新聞は、アメリカに見放されて窮地に陥った劣勢を挽回しようと、渾身の力を込めて反加藤キャンペーンを展開している。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/160247/
など、下品なネット右翼的見出しをつけて必死だ。
加藤紘一は釈明したようだが、おそらく政策転換を狙っている福田首相の意を受けてアドバルーンを揚げてみたものだろう。発言に対する右翼たちの反発がどの程度のものか見極めようという意図があったのだろうと思う。
福田首相は反応をどうとらえただろうか。その方が気になる。