下記ブログ記事に触発された。
毎日叩きに痛い過去を思い出す - 一人でお茶を
自分がウヨウイルスに感染発熱状態で朝日叩いてはしゃいでいたはずかしい過去を思い出すのよね……
私にとってはそういう騒ぎなのだが、それにしては最近の毎日叩き関連記事を読むと、どうも最初に「国辱だ!」と騒ぎ立てた方々の影が薄くなってきてるのが気にかかる。
(中略)
まあ問題とされたエロ記事というのが、週刊誌のイロモノ記事みたいなものなので、こんなの載せてえらそうな顔するなよと怒る人が出てくるのはふしぎでもなんでもない。
ただし、この毎日叩き、最初に火をつけ燃料を投下したのは、ウヨな方々ではなかったのか。
「こんな記事、国辱だ、だからやめろ」という言い方に違和を感じる人たちはいないのだろうか。
「国辱ものだからつぶせ!」と、新聞がひとつつぶされかかっている。これ、おもしろがっている場合じゃないのではないのか。
下ネタ噺がもとのバッシングなので、政治臭がエロ臭にかきけされがちだが、毎日が朝日と並んでウヨからは目の敵にされがちだったことは忘れてはならない。
これは消費者問題だ、ということにされてしまうと、なにか重大な要素が隠されてしまうような気がする。
(『一人でお茶を』〜「毎日叩きに痛い過去を思い出す」より)
「国辱ものだからつぶせ!」と、新聞がひとつつぶされかかっている。これ、おもしろがっている場合じゃないのではないのか。
というのは私も同感である。以下、上記ブログに寄せた私のコメントを掲載する。
> この毎日叩き、最初に火をつけ燃料を投下したのは、ウヨな方々ではなかったのか。
そうですよ。そして、最近は一部の左系の人たちが「共闘」しています。
その「一部の左系の人」と親密な、私に言わせれば極右政治家の城内実は、特に毎日叩きに熱心です。
◎ 政 治 ◎ 毎日新聞社は正気か « 城内 実(きうちみのる) オフィシャルサイト
◎ 政 治 ◎ 毎日新聞社は正気か(その二) « 城内 実(きうちみのる) オフィシャルサイト> 「国辱ものだからつぶせ!」と、新聞がひとつつぶされかかっている。これ、おもしろがっている場合じゃないのではないのか。
まったく仰るとおりで、私も夏休み明けには「毎日潰し」を阻止するキャンペーンを始めなければならないかと考えているところです。
またしても城内実である。城内のバックには平沼赳夫や櫻井よしこがいて、彼らは安倍晋三とつながっている。彼らの最終目標は、ずばり「改憲」だ。
それなのに、「リベラル・平和系」のブログの多くは、城内実を応援する有力ブログに遠慮してか、平沼新党や櫻井よしこに対する批判にはいたって不熱心だ。
毎日新聞が潰れていちばん喜ぶのは、彼ら極右政治家や極右ジャーナリストである。一方、一般週刊誌のうちもっとも「左」といわれる「サンデー毎日」が読めなくなるようなことになったら、この雑誌の提供する情報をあてにすることの多い私にとっては大ショックだ。それでなくても、朝日新聞が「論座」を休刊してしまうようなご時世なのだ(注:伝統的に「週刊朝日」は結構保守的だ。これは、かつて存在した左翼色の強い「朝日ジャーナル」とのバランスをとる意味あいがあったものと思われるが、保守的な「週刊朝日」だけが残ってしまった)。
今回の毎日新聞の失態は、確かに批判されるべきことだ。だが、毎日新聞が潰れると、日本における言論の幅がさらに大きく狭められてしまう。
いったい、どういう勢力がもっとも熱心に毎日叩きをやっているのか。そこらへんをよく見極めたいものだ。