kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

国民新党を離党していた小林興起と政党の要件を満たした「改革クラブ」

ふざけた小池百合子らの売名劇も終わり、ふと3年前の総選挙で小池に惨敗した小林興起はどうしているだろうと思ってネット検索してみた。
すると、なんと8月末に小林が国民新党を離党していたことを知った。
http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/topics/newsx/news/20080905-OHT1T00062.htm(注:リンク切れ)

なぜ、選挙も近いこの時期に小林が国民新党を離党したのか。待てよ、8月末?...

思い当たったのが、同時期の「改革クラブ」旗揚げだった。
周知のように、小林興起平沼赳夫に近い政治家だ。その小林が、「改革クラブ」が旗揚げを表明したとほぼ同時期に、国民新党を離党した。
これは、「改革クラブ」旗揚げ後、時を置かずして、衆院選の候補者を集めて「平沼新党」が結成される手はずとなっていて、そのために小林が国民新党を離党したのではなかろうか。

ところが、民主党離党者から岡山(平沼赳夫の地元)の姫井由美子が引き戻されて「改革クラブ」は政党の要件を満たさなくなり、しかも同クラブは小沢一郎に弓を引いた反逆者として、民主党から糾弾された。今後の政局において、民主党と「改革クラブ」が連携することは、絶対にあり得ない。

今日(9月24日)、民主党荒井広幸松下新平両議院を除籍処分に処したが、その発表があった同じ今日、無所属の西村眞吾衆院議員が「改革クラブ」への参加を表明した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080924-OYT1T00581.htm(注:リンク切れ)

改革クラブ」はようやく政党の要件を満たしたのだが、極右政治家として有名な西村眞吾の参加によって、やはり同クラブの背後には平沼赳夫がいることがはっきりしてきた。いうまでもなく、西村は「平沼新党」への参加が噂されていた政治家である。つまり、実質的に「カイカククラブ」イコール「平沼新党」なのだ。

‥‥そんなワケで、小林興起も遠からず「改革クラブ」に参加するのではないかと思う今日この頃なのである。

[PS]

平沼赳夫自身は、新党結成を断念したと伝えられているが、なんのことはない、「改革クラブ」が平沼の別働隊であることを隠そうとしているだけだろう。