久米宏や懐かしい八木亜希子など中央(東京)の人たちが出ているのだが、大阪の毎日放送(MBS)が制作している番組らしい。そのせいか、橋下徹にすっかり蹂躙されている大阪の無残な雰囲気が滲み出てくるような番組になっている。
大阪は、朝日系と毎日系が強く、放送局はABC朝日放送とMBS毎日放送の天下なのだが、朝日放送は勝谷誠彦の戯言を夕方の番組で垂れ流している。朝日放送よりはまだマシな放送局かと思っていた毎日放送でもこの体たらくだから、やはり大阪という場所は、日本の常識からはかけ離れた独立国のような様相を呈してきているようだ。
[追記]
プロ野球に関する部分だけは良かった。毎日放送は、かつてテレビで南海ホークスの試合を多く放送していたが、南海が弱体化して、阪神(朝日放送・読売テレビ・サンテレビ)はおろか、近鉄(朝日放送)や阪急(関西テレビ)の後塵を拝していた。当時からプロ野球中継では割を食っていたからこそ、いま全国放送枠で平気で読売批判ができるのだろう。