麻生内閣の支持率が10ポイント近く下がっているのに、野党第一党の民主党の支持率も下がっている。自民党の支持率がそれ以上に下がっているというのに、それが全然民主党のポイントになっていないのだ。
だが、民主党の迷走ぶりを見ていればそれもうなずける。
民主党は、参院選で新テロ特措法を参院で否決するつもりだったが、これは事実上衆院での再可決容認であり、こんなのを見ていたら民主党を信用する気などどこかに失せてしまうのも当然だ。今日になって慌てて採決拒否の姿勢を打ち出し始めたが、本心から出ているものでないことはミエミエだ。
再生可能エネルギーについても、オバマが推進をぶち上げているのに、日本の民主党は電力総連に遠慮しているのかしらないが、全然積極的にならない。日本の政党でこの件に積極的なのは社民党だけだ。共産党だって全然あてにならず、そもそも同党は「脱原発」の政党といえるかどうかも疑わしい。だが、唯一まともに見える社民党にしても、「9条護憲」しか頭にない化石のような人が多過ぎる。
自民は論外だし、民主も怪しいけれども、共産・社民もパッとせず、ストレスはたまる一方の今日この頃だ。