kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

民主党は過激な新自由主義者・白石真澄を千葉県知事選に推薦するのか?

政権目前の民主党の動きが変だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008112802000121.html (現在はリンク切れ)

民主党千葉県連は、いったい何を考えているのだ。

今年3月に書いた、
きまぐれな日々 イデオロギーの対立よりも反新自由主義の団結を!
から引用する。

今朝の日本テレビ系「ウェークアップ!」でも、混合診療をめぐって、白石真澄なる極端な新自由主義者が全面解禁を主張し、解禁反対論者の本田宏氏との討論では目を吊り上げて自らの主張をがなり立てていた。白石は、混合診療の禁止は財産権の侵害だと叫ぶばかりで、本田氏が日本ではすでに世界でももっとも高負担・低保障の国なのにこれ以上患者の負担を増すのか、と聞いても、白石は論理的な反論もできないくせに大声で自説をわめき続けていた。私はこれを見ていて、年金問題長妻昭と議論したときの大村秀章を思い出してしまった(笑)。元厚生官僚だった浅野史郎・前宮城県知事は、全面解禁は時期尚早、それよりも厚生労働省がよく効く薬の保険適用をもっと早く認可すべきだと、これは主な大手新聞の社説に近い主張だったが、浅野氏の意見と比較しても、白石のヒステリックな主張はいかにも異様で、「なにがなんでも規制緩和」という新自由主義イデオロギーに全身を支配され、強迫観念に突き動かされている人間のように見受けられた。実際、白石は浅野氏に対しても、「厚生労働省は、いったん認可した薬の認可を取り消すなど、逆方向のこともやっている」などと食ってかかったが、安全性に問題があると認められた薬の認可が取り消されることがなぜ問題なのか、私には理解できなかった。コイズミの「構造カイカク」は、こんな人間がオピニオン・リーダーとして振舞うことのできる異常な空気を作り出してしまったのだ。

極端なネオリベ白石真澄と比較したら、現職の堂本暁子の方がよほどましだろうと思う。
神奈川や埼玉の民主党系知事も極端な新自由主義者たちだが、首都圏の民主党県連というのは、どうしてかくも新自由主義まっしぐらなのだろうか。