kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

西松事件に「安倍晋三黒幕説」が出ている

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20090314/1236995357 のコメント欄より。

2009/03/14 16:13  小沢の代表辞任についてだが、検察は必ず起訴するだろう。拘留延長期限の切れる24日頃に。起訴の内容によるだろうが、検察も虚偽記載以上の内容で起訴してくるだろうから、小沢の辞任はまず免れないと思う。起訴されて辞任しない方が、自民党がそれを口実に攻撃してくるのは必至だろうから、民主党にとってはマイナスだろう。そして、29日の千葉県知事選が試金石になる。その結果が良ければ、自民の解散が早まるだろう。ゆえに、小沢の辞任は免れまい。むしろ、最小限のダメージで辞任するタイミングを図るのが関の山だろう。ただし、小沢以外の議員を狙った第二段の攻撃があるかもしれないが…。輿石あたりが危ない。

今回の件、黒幕は、おそらく安倍晋三ではないだろうか?麻生政権は元々町村派の傀儡政権だ。しかし、森はポストは仕切っても、政権運営は投げ出している。そこに安倍と麻生が手を組んだのではないか。そして、もう一人、内調の三谷秀史が実際に準備を整えたのではないだろうか?三谷は、森の総理大臣時代の秘書官で、記者を平手打ちして土下座をして謝るといった問題を起こした人物である。秘書官のあと、警察にポストを置いていたが、安倍首相時代に二階級特進で内調のトップに抜擢されている。また、内調自体も職員を倍増している。職員の大半は警察出身者であり、国外の諜報活動よりも国内の仕事に向いている人材ばかりだ。三谷は異例の抜擢人事であり、政権交代ともなれば異動は確実であろうし、拾ってくれた安倍に忠誠心を抱いていてもおかしくはない。(このような不偏不党になり難い人物を情報機関のトップに置くこと自体が間違っている。)そこで今回の件が仕組まれたのではないか。

注目すべきは、3月2日の夜に小泉元首相は塩崎元官房長官と会食した後に「今後、政局には関わらない」といった完全な撤退宣言をしたことだ。翌日に小沢秘書逮捕が起こっている。塩崎が小泉を封じたのではないか?どのような弱みで小泉を封じたのかは分からないが…。

そして、3月5日に森元首相町村派の新体制を発表した。森は自らを名誉顧問から相談役に格下げしたのだ。これで森と安倍は相談役として並ぶことになった。そして、13日に安倍は再び首相に挑戦することを言い始めている。

麻生の行動記録を見ると、官邸や夜の会食で安倍と度々会っている。しかし、安倍は閣僚でも党役員でもない無役である。それが官邸で何の話があるのか?甚だ、怪しい。三谷もブリーフィングも週一を超えた回数で行なわれている。

武部の言うように「国家は自民党のものではない」としか言いようがない…。

陰謀論の世界ではあるが、安倍晋三の仕掛けというのはあり得ない話ではない。安倍は、自らの辞任を小沢一郎のせいにしていた男だし、漆間巌安倍晋三に引き立てられて出世した男だからだ。しかも漆間にはライブドア事件に絡んだ安晋会理事・野口英昭氏の怪死事件を「自殺」で幕引きした実績もある。そして、捜査が小沢を狙い撃ちにしたあと、二階俊博に捜査が及ぶとの情報がリークされたが、なぜか二階以上に怪しい町村派尾身幸次については、先週のサンプロでコメンテーターが名指しこそしなかったものの明らかに尾身とわかる人物の疑惑を指摘したにもかかわらず、全く報道に名前が出てこない。そして、小沢を捜査するなら避けては通れないはずの元秘書にして自民党から岩手4区で立候補予定の高橋嘉信をスルーして、安倍や麻生らの盟友・中川昭一と同じ選挙区の民主党議員・石川知裕参考人聴取を受けるという露骨さを見せているが、この徹底ぶりというか異常さは、なんとなく右翼法案を片っ端から強行採決で通した安倍晋三のやり方を思い出させるものがある。そして、その安倍晋三は、再起に意欲を見せていると報じられているのである。

いや、これは単なる陰謀仮説に過ぎず、安倍が黒幕に決まっている、などと決めつけはしないのだが...