kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

宮川隆義によると「平沼一派の自民党への合流は『安倍晋三総裁』が条件」だってさ(週刊文春)

鳩山由紀夫代表就任を受けての週刊文春掲載の宮川隆義による衆院選予想最新版だが、民主党勝利も単独過半数に届かず、というものだ。中では、麻生太郎安倍晋三がともに「当選確実」ではなく「有力」で、対抗候補(山口4区の場合は戸倉多香子氏)に「苦戦」ながらマークが付いていたことが目を引いた。一方、平沼赳夫城内実は「当選確実」扱いで、予想通りではあったが失望させられた。

記事中で、麻生太郎首相は平沼一派の自民党合流を当てにしているが、平沼赳夫自民党に突きつけている合流の条件は「安倍晋三総裁」だ、などと書かれていた。平沼赳夫安倍晋三は政治的なスタンスがきわめて近いから、大いにあり得る話だと私は思うが、そんな平沼赳夫城内実を、「AbEnd」(安倍晋三を終わらせるブログキャンペーン)に賛同していた人たちが未だに持ち上げていることは、もう何十回書いたことかわからないが、私には全く理解できないのである。

なお、一時期は民主党の楽勝と見られていた香川1区と同2区は、自民党有利に情勢が変化している。香川1区の自民党議員・平井卓也世襲政治家)は四国新聞社(本社・高松市)のオーナーであり、地元メディアを押さえている強みもあるのだろう。香川県に限らず、四国の小選挙区は概して自民党が優勢で、四国4県すべてで民主党自民党を破った一昨年の参院選ほどには、まだ民主党に追い風は吹いていないようだ。これも、選挙があとになればなるほど全国的に高まるであろう「政権交代待望」ムードが四国(や山陰、北陸など)にも及んでくる可能性があるので、自民党が負けを最小限に抑えたいなら、早めの解散が望ましいと思うのだが、優柔不断の麻生はどうせ先延ばしするんだろうな(笑)。