夜11時前にテレビ（NHK）をつけたら、東京都議選の開票速報をやっていたので驚いた。なんでNHKは全国放送でやるんだろうか。
開票速報は、たった今（午後11時30分）、自公の過半数割れを報じて終わったが、各選挙区の得票までこと細かく報じていた。首都圏のローカル放送ならわかるが、過去にもこんな全国放送をしていたのだろうか？
この都議選は、6月25日に「きまぐれな日々 静岡県知事選・東京都議選で苦戦の自民党と、東国原の野望」で紹介した「サンデー毎日」の2度目の予想（民主48議席で自公過半数割れ）より、さらに民主党の獲得議席が上回る圧勝になっているが、自民党よりむしろ他の野党（共産党、社民党、生活者ネット）があおりを食っている形だ。ちょっと民主党は「勝ち過ぎ」であり、もう少し他の野党の票が伸びても良かったと思う。
ところで、当ブログが高く評価した今日の『サンデープロジェクト』の静岡空港建設特集を、植草一秀氏は、「共産党への投票を呼び掛けている」、「東京都議選での民主党や社民党への投票に対する「選挙妨害」の疑いが濃厚である」などと、私には筋違いとしか思えない批判をしているが、仮に百歩譲ってテレビ朝日及びサンプロにそういう「意図」があったとしても、「サンプロペンタゴン」（笑）とやらの悪だくみは何ら功を奏さなかったことになる。
私などは、今回のサンプロの特集を静岡県知事選の前に放送していれば、川勝平太氏への票が海野徹氏に流れて、静岡県知事選は坂本由紀子氏が当選していた可能性が高く、それを考えればテレビ朝日はむしろ民主党を助けたようなものだと思うのだが．．．
