kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

平沼一派と私の「政策一致度」は45%だった

「毎日jp」の「えらぼーと」では、各党候補者と私の政策一致度がわかるのだが、平沼一派との一致度はわからなかった。それで、平沼一派16人の回答をチェックして、私との一致度を調べてみたところ、45%だった。

この数字は、自民党の27%よりは高いが、渡辺喜美の「みんなの党」の59%はもちろん、公明党の52%より低い。つまり、私から見るとやはり平沼一派は公明党よりさらに自民党寄りの勢力であり、「みんなの党」が「偽装CHANGE勢力」とするなら、平沼一派は「偽装」さえもしないあからさまな「第二自民党」だと思う。

自民党より私との「政策一致度」が高くなっているのは、中にあれっと思うほどリベラルな候補予定者がいるからだ。たとえば、当選の可能性があるといわれる埼玉11区の小泉龍司は、私との政策一致度が90%だった。小泉は、憲法9条護憲派で、集団的自衛権の政府解釈見直しも必要ないとしている。平沼一派には、他に「9条護憲」を選んだ者が2人いるが、いずれも「集団的自衛権の政府解釈見直し」は必要だと答える「解釈改憲派」であり、民主党小沢一郎と同じ立場だ。しかし、小泉だけは本当の「9条護憲」派らしいように思える。これでどうして平沼一派にいるのか不思議なくらいだ。

平沼一派は、ボスが核武装を検討すべきとする極右だから、小泉は例外として安全保障問題ではタカ派が大部分だが、それでも元さきがけで武村正義の秘書を務めていた宇佐美登や、父が故大平正芳元首相の秘書を務めていた真鍋健などは、安全保障問題以外では予想通りリベラルで、それぞれ私との政策一致度が80%と70%である。また、山形の伊藤香織とも一致度は75%と高い。

「あの」城内実とさえ、国際協調か排外主義かを測る設問がないせいか、私との政策一致度は65%に達する。これは、城内が左派をターゲットにしたイメージ戦略をとっていることのあらわれと見るべきか、あるいは城内を支援している(であろう)労組への配慮からだろうか。

その一方で、めちゃくちゃな候補予定者もおり、たとえば大阪14区の三宅博は、核兵器保有を主張していた。こんな主張は、幸福実現党でさえ少数だ(同党は、「核武装を検討すべき」という回答が大部分)。また、渡辺喜美のところに行かずに平沼一派入りした山梨の長崎幸太郎は、私との政策一致度が15%だった。長崎はやはり「実は右翼」だったのかもしれない。郵政民営化やコイズミカイカクに対する評価がかなり肯定的だが、平沼一派入りを決断する前に回答したものだろうか。

平沼一派の中で、私との政策一致度が最も低かったのは、徳島1区の岡佑樹であり、一致度は10%だった。一派のボス・平沼赳夫とは一致度35%だったが、コイズミカイカクに対する評価などが一致した。