信じられないことに、喜八氏が「城内実は9条護憲派だ」と主張しているらしいと知った。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090912/1252732340 経由で http://d.hatena.ne.jp/canneddolphin/20090912/1252739438 を読み、そこで http://kihachin.net/klog/archives/2009/09/kiuchi090911.html に行き着いた。喜八氏は確かに
と書いている。
しかし、論より証拠、毎日新聞の「えらぼーと」への回答結果を見るが良い。
城内実は憲法9条改変に賛成しているばかりか、集団的自衛権の政府解釈変更にも賛成である。さらに、小泉構造改革への評価も「全否定」ではなく「やや否定」なのである。民主党の代表的な右翼議員といわれる渡辺周は、意外にも9条改憲には反対しているが、集団的自衛権の解釈変更には賛成している。そして、渡辺周でさえ小泉改革を「全否定」しているのである。「小泉・竹中の市場原理主義に反対する」と日頃から叫んでいた城内実が、なぜ「やや否定」止まりなのだろうか。
なお、城内は憲法は「改正」するのではなく、現憲法を廃棄して自主憲法を制定すべきだと主張している。
http://hepoko.blog23.fc2.com/blog-entry-207.html
教育基本法に限らず、憲法に限らず、それぞれを改正、改憲するというのには、私は賛成ではないんです。要するにGHQがいた占領時代に作られたものは全て廃棄すると。全部新しく作りなおすと。これが正しい道だと思います。
ま、ここらへんの城内の主張は平沼赳夫とそっくり同じである。
それにしても、城内実があたかも「9条護憲派」であるかのような虚偽の宣伝をする喜八氏は、「真正保守」をもって任じる自主憲法制定派の城内実自身にとっても良い迷惑だろうなとは思う。
