kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「9条改憲反対」の城内実ブログ記事と「9条改憲賛成」の「えらぼーと」回答を矛盾なく説明できる解釈を考えてみた

http://d.hatena.ne.jp/canneddolphin/20090912/1252739438城内実研究に追加のコメント。

共産党が従来から唱えている「政党助成金の廃止」と「人権擁護法案(=人権侵害糾弾「特高」法案)」反対運動、さらには、アメリカの属国として台湾問題めぐる中国との戦争に駆り立てられるような憲法9条改正には絶対反対しており、また格差拡大のアメリカ型の新自由主義経済打破では、共産党とは全く同じ意見である。
http://www.m-kiuchi.com/2008/02/05/kyousanntoukouninn-2/

「いるか缶」さんも指摘している通り、「アメリカの属国として台湾問題めぐる中国との戦争に駆り立てられるような憲法9条改正」。ここがポイントなのだ。つまり、「(アメリカの属国としてではなく)独立国として他国と戦争ができるような憲法9条改正」には賛成なのである。そう解釈すれば、2008年2月5日のブログ記事と「えらぼーと」へ回答が矛盾なく説明できる。

しかし、もう一つの可能な解釈がある。城内実はそもそも現憲法を廃棄すべきだと考えているから、何条であれ憲法の「改正」には反対なのだ、というものである(http://hepoko.blog23.fc2.com/blog-entry-207.html を参照)。