kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

唖然...

司法官僚裁判所支配に触れた佐宗邦皇氏の急逝: 植草一秀の『知られざる真実』 より。

私は本年8月から10月の身柄勾留期間に東京拘置所で、新藤氏の『司法官僚』を読んだ。この書によって最高裁事務総局による裁判官および裁判支配の核心を知ることになった。そこに書かれていた事実は、佐宗氏が挨拶のなかで触れられた大熊一之氏の述懐とピタリと符合するものであった。

10月に身柄を解放されて、私はかねてより内諾をいただいていた佐宗氏との会談を楽しみにしていた。その私に驚愕の知らせがあった。佐宗邦皇氏が8月9日に急逝されたとの報に触れたのである。

佐宗氏はご講演の最中に具合を悪くされて、そのまま回復せずに翌朝に逝去されたとのことである。あれほどお元気にされていた方が突然亡くなられて、いまでも信じられない気持ちでいっぱいである。

佐宗氏急逝の原因について確かなことを知ることができないが、記念講演会で極めて重大な発言をされた直後の急逝であるだけに、より詳細なお話を賜ることができなくなった現実には呆然とするしかない。詳細な内容をお伺いすることになっていただけに、口封じされてしまったとの疑念を拭い去ることができない。

何やら深刻な文面であることに驚いたが、記事中に張られているリンク先に飛んで唖然とした。

佐宗邦皇氏が死去 数々のオピニオンリーダーを輩出

2009年08月11日08時50分 / 提供:PJ

【PJニュース 2009年8月11日】各界のリーダーを輩出する教育・実践の場である「ワールド・フォーラム」代表の佐宗邦皇氏(さそう・くにお=本名・佐宗邦夫)が9 日午前11時、脳出血のため東京都足立区の病院で死去した。59歳。東京都出身。自宅は東京都新宿区若葉1-9。葬儀・告別式は12日午前10時から台東区池之端2-4-25、東淵寺(とうえんじ)で。喪主は妻多鶴子さん。

74 年、東京大学法学部卒。日本航空に入社し営業や機内誌編集を担当する傍ら、1970年代末に勉強会「ワールド・フォーラム」を立ち上げ、真実発表の場を守ってきた。ジャーナリストの木村愛二山岡俊介ベンジャミン・フルフォード、環境問題評論家の船瀬俊介平和運動家のきくちゆみらが、ここでの発表を足掛かりに世に出ている。

2002年には環境NGO屋上緑化普及協議会」(現NPO法人地球緑化推進機構)を設立。代表として地球規模の森林再生と緑化に努めてきた。交友関係は広く、保坂展人松原仁などの国会議員は旧知の仲だった。

歴史研究者の顔も持ち、テレビ東京の歴史番組に出演。雑誌『ムー』(学研)8月8日号では「蘇我王朝の復活」と題し、日本史の真相について寄稿している。

近年は国際金融資本に隷属した国内政治を厳しく批判。小泉・竹中改革の犯罪性を問うとともに「ワールド・ブロガー協会」を組織し、強まるインターネット規制に対抗しようとした矢先だった。

倒れたのは、8日の月例会で話している最中。救急搬送されたまま、帰らぬ人となった。【了】

木村愛二ベンジャミン・フルフォードきくちゆみや、雑誌『ムー』など、何やら怪しげな固有名詞が次々と出てくる。

ところで、ここで、社民党の元衆議院議員保坂展人氏の名前も出てくる。しかも、極右の民主党議員・松原仁とセットになっている。この保坂氏は、リベラル・左派のブログでは評判が高いし、私も悪く書いたことは一度もないのだが、実は私は、この保坂氏は、どこかトンデモとのつながりがある人なんじゃないかと以前から薄々と感じていた。この疑惑を文章にするのは今回が初めてなのだが、非常に気になるので、あえて公開することにした。杞憂であれば幸いである。

植草氏が書く「口封じ」うんぬんの陰謀論は、「またか」としか思わない。