16日未明に報じられた国民新党・新党日本・平沼一派の合併構想*1には呆れ返った。このニュースは、「きまぐれな日々」で久々に平沼赳夫を叩く記事*2を書き上げて公開した直後に、「みんなの党」支持者の「朱の盤」さんにコメントで教えていただいた*3。
なんだか平沼グループは国民新党と合併するみたいですね。新党日本と一緒に。
んで、社民党の数を越すと。
何考えてるんだか。
合併を中心になって進めているのは亀井静香だそうです。2009.11.16 08:27 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]
このニュースには本当に呆れた。
大の平沼一派嫌いと推察する『日本がアブナイ!』のブログ主・mewさんは、こう書いている*4。
今朝、一番驚いた・・・というか、背筋がゾ〜ッとして、「絶対にイヤだ〜〜〜!(゚Д゚)」と朝からわめきたくなったのは、このニュースだった。
(以下読売新聞記事*5からの引用が続く)
私が一番引っかかっているのは、朝日新聞記事にある
自民党の現・前職議員らにも参加を求めている。
という部分だ。自民党の現職議員って言ったら、城内実らなんかじゃなくって、いま現に自民党にいる議員のことだろう。亀井静香や平沼赳夫に思想が近い議員というと、稲田朋美あたりが思い浮かぶのだが、思い過ごしだろうか?
mewさんは、こうも書く。
mewは、もしかしたら、亀井、平沼氏には、自分たちの党やグループの勢力維持以外にも、意図があるのではないかと。
自分たちが、民主党政権側にくっつくことによって、彼らの超保守的な理念に合わない政策や法案を阻止したり、同じく連立を組む社民党の影響力を弱めたりしたいのではないかと。さらには、かつて平沼氏が「衆参のねじれ国会を解消するには民主党に手を突っ込まないとダメだ」とか、「先の参院選で民主党が割れると踏んでいたが、勝ちすぎたので足が止まった」と残念がったりしていたことを考えると、彼らには、民主党の保守系議員と連携して、党内をかき回したり、分裂させたりする意図まであるのではないかと邪推したくなってしまうところさえある。(-"-)
(中略)
このブログでも何度も書いているように、平沼赳夫氏は、日本会議系の超保守派のリーダー格の政治家で、mewの大天敵の政治家であって。
mewは、ず〜っと、民主党が平沼グループと連携することには絶対反対だと主張している。(ーー゛)
そして、何より気になるのがこの指摘である。
<何か、読売新聞が先行報道でアシストしているような感じもしたりして。^^;>
確かに、3大紙のネット報道のタイムスタンプを見ると、読売が一番早くて今日3時3分リリース、朝日は5分遅れの3時8分にリリースしている。読売が一番早いようだ。
それと、朝日の記事にある、
自民党の現・前職議員らにも参加を求めている。
というのを考え合わせると、これってナベツネが一枚噛んだ「新・大連立」構想なのではないかと疑ってしまうのである。