kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「平沼グループの幹部」って誰なんだ?

いまどき、「平沼赳夫と愉快な仲間たち」に関心のある人なんてごく少数なのだろうか。

『日本がアブナイ!』のブログ主・mewさんは、こと「反平沼(一派)」に関しては数少ない私の同志といえるかもしれない。
私は、情報収集が粗雑なので、『日本がアブナイ!』経由の情報にはよく助けられている。

最新のエントリ*1でも、読売新聞の記事*2が紹介されている。以下、読売の記事から引用する。

国民新党などの新党構想、亀井氏「いろいろ話ある」

 国民新党代表の亀井金融相は16日午前、同党と新党日本田中康夫代表)、無所属の平沼赳夫・元経済産業相が率いる「平沼グループ」との合流構想について、「とにかく新しい保守を結集しようと(考えている)。動きはいろいろある。平沼氏や田中氏との間で、いろいろ話はある」と述べ、合流に向けた協議を進めていることを明らかにした。

 金融庁内で記者団に語った。

 国民新党は民主、社民両党と連立政権を組むが、亀井氏は、新党を結成した場合でも連立政権にはとどまる意向だ。ただ、平沼グループの幹部は16日午前、記者団に「亀井氏と一緒にやるのはいいが、民主党政権入りはあり得ない」と述べ、民主党との連立には否定的な考えを示した。

(2009年11月16日12時59分 読売新聞)

ここで私が注目したのは「平沼グループの幹部」という呼称だ。「平沼グループ」ったって、国会議員は3人しかいないのだから、普通に考えれば城内実小泉龍司のいずれかだろう。

これが城内実の発言なら万々歳なのだけれど。なぜって、これは「連立政権入りなんかするものか」、という発言だし、「信念を貫く男」を自認する城内実に似つかわしいと思うからだ。

ところで、同じ平沼グループのメンバーでも、城内実小泉龍司では、平沼赳夫自身の扱いも、平沼一派の信者の扱いも全然違うように思う。「きまぐれな日々」の11月16日付エントリ*3で紹介した、『正論』12月号に平沼が寄稿した「巻頭言」にも城内実だけが言及されていた。熱狂的に城内実を支持するブログは多いが、彼らも小泉龍司のことはほとんど書かない。

これほど差別的な扱いを受けて、小泉龍司は何とも思わないのだろうかと時々不思議に思う。小泉氏が平沼一派を離脱する可能性は、果たして全くないのだろうか?