kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小沢一郎ウェブサイトより

小沢一郎ウェブサイトの掲示板より。
https://www.ozawa-ichiro.jp/keijiban/s8_b.php3?b_id=25&d_order=1

岩手    岩手 岩手県民 40才代 2009/11/30 23:46


行政刷新会議の仕分け作業を見るたびに、呆れてため息しか出てこない。いや、ちょっと頭痛もする。とにかく、あの仕分け作業を見ていると仕分け人の言動は「バカ」「国賊?」「頭が変」としか思えない。


以前、小沢さんが「民主党には統治能力がない」と言ったことがあるが、なるほどこういうことなのかと変な意味で納得してしまった。


あれ、今からでも止めさせられないんですか?
政府が統治しているのは国民経済全体であって政府自身の黒字赤字は二次的な問題です。
そんなに赤字が怖いなら、税収に頼らず全額政府通貨で払ったら良い。
政府は自分で通貨をつくって決済して良いのだから、究極的には黒字だ赤字だのは財政には存在しない。
財政の収支は国民の過剰貯蓄や企業の内部留保が有る限り自ずと赤字に誘導される。
仕分け人たちが一般歳出のムダ遣いで本当に財政赤字が膨らんだと思っているとしたら、あまりにも情けない。
それなら、高校を卒業したばかりの、うちの娘に仕分けをやらせた方がよほど増しである。


仕分け作業、あれ、やめさせましょう。
ムダですよ。ムダ。

どこかで見たような文章だが、正直私もコメント主の指摘する論点にずっと引っかかっている、

平蔵や塩爺を初めとする新自由主義者は、法人税の減税や規制緩和ばかり主張し、民主党政府の政策を「社会主義だ」などと攻撃しているのだが、小泉政権時代後半の「いざなみ景気」の時期にも、民間給与所得は毎年下がっていたし、役員報酬や株主配当、それに企業の内部留保はどんどん増していった。

その分、日本政府の財政赤字は拡大したのではないだろうか。

日本の大企業はひたすら内部留保を積み上げるし、大多数の金持ちは金を使わずに死蔵する。これでは財政赤字が拡大するのは当たり前だろう。財政再建のためには、金持ち増税法人税増税が欠かせないのではないかと私などは思うのである。

なに、金持ちが海外に逃げて行ったりなどしない。日本の所得税は、分離課税などによってアメリカよりはるかに累進性が低くなっていて金持ちに有利なのだ。金持ちは、絶対に海外に移住なんてしやしない。

だから、鳩山政権は安心して「金持ち増税」をすれば良いのである。増税をしたところで、もともと彼らは資産や所得に応じた消費なんかしていないのだから、景気に悪影響を与える心配なんかこれっぽっちもない。そもそも、財政赤字が積み上がるのは、所得税の累進性が弱過ぎるのが一因なのではないかと私は思う。

強欲な金持ちのわがままばかり聞いていてはならない。