kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

鳩を爆殺した剛腕が引退

MLB通算303勝を挙げたメジャーリーガー、ランディ・ジョンソンが引退を表明したが、このジョンソンがかつて試合で投じた球が鳩を直撃して鳩は即死、羽根が花火のように飛び散った映像がTBSの『サンデーモーニング』で紹介されていた。

私はこの件は全然知らなかったのだが、2001年のオープン戦でのできごとだったらしい。
http://www.geocities.co.jp/Athlete/6906/topix0113.htm

以下引用する。

ランディ・ジョンソン、鳩を爆殺(3/27)

ダイヤモンドバックスランディ・ジョンソンが24日の対ジャイアン
戦に先発し、7回を投げて3失点ながら8奪三振と好投を見せたが、この試
合で登板中に鳩を爆殺していたことが25日になって明らかになった。とは
言ってもジョンソンが自身の手で鳩を虐待したわけではなく、事件はジョン
ソンがマウンドに立っていた7回にマレイに向かって投げた球が、ちょうど
マウンドと本塁の間を飛行していた鳩を直撃して起きている。鳩はホームプ
レート近くに落下、即死状態だったとのこと。ジョンソンとバッテリーを組
んでいたバラハスは「捕球しようと思ったら、目の前で突然爆発が起きた。
クレージーな出来事だよ。羽がまだそこら辺に落ちているし」とコメントし
ている。ジャイアンツのケントが鳩の遺体を拾い上げ、ジョンソンに向かっ
て笑いながら突き出したというおまけもついている。メジャーで鳥の事件と
いえば、思い出すのが83年4月4日に起きたデーブ・ウィンフィールド
カモメ事件。外野でキャッチボールしていた際、飛来したカモメがボールに
ぶつかって死亡したのだが、なんとこの後ウィンフィールドは警察に動物虐
待の容疑で身柄を拘束されている。後日不起訴となったが、ウィンフィール
ドにとってはまさにいい迷惑という一件だった。それにしても、当たった瞬
間が爆発と称されるというのも、ジョンソンのストレートを思えばなるほど
とうなずいてしまう次第だ。ジョンソンは「気分がいいわけがなかろうよ」
と一言(^^;

2001年というと、ランディ・ジョンソンの所属していたアリゾナダイヤモンドバックスワールドシリーズヤンキースを4勝3敗で下し、ジョンソンはこのシリーズで3勝をマークした。第2戦と第6戦に先発して勝ち、第7戦では先発のカート・シリングを救援して、ダイヤモンドバックスがサヨナラ勝ちしたために3勝目を手にした。敗れたヤンキースア・リーグの優勝決定シリーズでイチローのいるマリナーズを一蹴、ワールドシリーズでも2連敗のあとヤンキースタジアムで3連勝して(第4,5戦は連続サヨナラ勝ち)王手をかけていたが、ヤンキースもまた、剛腕・ジョンソンに粉砕された。

それにしても、鳩を爆殺した剛腕もついに引退なんだね。いや、別にほかの何かを思い浮かべているわけではないけれど。

なお、この試合に新庄剛志も出場していた。新庄は、「剛腕は故意に鳩を狙った」と言ったとか言わなかったとか。