kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

城内実ブログはなぜ炎上したか

ネット検索をしていたら、当ブログの城内実情報をお読みいただいているという方のブログで、深く共感できる記事を見つけたので紹介する。

一緒にすると失礼(追記あり) 好日亭日乗

で、ルールの変更とか日本人に不利だったとかは色々な言い方があると思います。実際否定はできませんし。
とはいえ、浅田真央選手にしても、女子バシュートのメンバーにしてもとにかく立派でした。
それは素直に評価するべきだと思います。
しかしなによりもこの政治家は、自分の選挙しか興味がない政治家であるということをこの度の一連のエントリで露呈してしまいました。
というよりスポーツを見る度に自分の選挙に思いをはせるというのですから、長崎宏子ばりにいえば城内実は当選証書キ○ガイ」と言えるでしょう。

というよりオリンピックと選挙は同じ次元で語ることはできないでしょう。彼ら(彼女ら)派遣選手は、国内や国外で何度も行われる選考選手権に勝ち抜き、オリンピックへの参加券を自らの手で勝ち取った方々です。
国会議員は、もちろん任期満了選挙であれば4年に1回なのでしょうが、本来は国会議員になること自体が目的ではなく、国会議員になって何をするのか?それをどう評価されるのか?が重要なので、国会議員になること自体は(大変であることは認めるにしても)目的化してはいけないと思うのです。
それをこの議員はオリンピックで金メダル=国会議員当選としてしまっている。
この点に、この政治家の傲慢さと不遜さを感じてしまうのです。

この方、元々こういう方だったんでしょうね。
政策とか何とか言う前に選挙だけが大事。
浪人時代どんな酷い目にあったのだろうと同情すら覚える今日この頃です。

(注:赤字ボールドの大きな文字は当ブログ管理人による)


そう、私が一番感じたのもそのことだ。

五輪のメダルは、特定の種目に限れば世界で3人しかとれない(パシュートは9人かもしれないが)。一方、静岡県には衆議院の8つの小選挙区があり、8人が当選できる。しかも、政治の世界はカネとコネがものを言い、城内実も元警察庁長官の倅である。五輪のメダル獲得と、偉い父親を持つ青年(初当選時には38歳の若さだった)が衆議院小選挙区で当選することのどちらが難しいかは、火を見るより明らかだろう。五輪メダリストの到達した境地には、常人には窺い知れないものがあるだろうことは想像に難くない。

城内実は、それを冒涜したのである。だからブログが炎上した。ブログを炎上させたのは直接的にはネット右翼かもしれないが、傲慢不遜な城内実自身が自らのブログについた火に油を注いだ。それを、ありもしない「極左レイシストの嫌がらせ」のせいにする被害妄想全開の陰謀論思考にいたっては、開いた口がふさがらない。

いったい誰だ、こんなやつを持ち上げた「リベラル・左派」のブロガーは。そして、いったい誰がこんなやつを小選挙区で圧勝させたのか。

そんな人たちの責任も問いたい。