kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

自らを「民主党ナンバー2」と語るアホバカ渡部恒三

民主党反小沢勢力のどこがダメかって、前世紀の遺物・渡部恒三なんかに持ち上げられていい気になっていることだろう。「渡部恒三」を検索語にしてググると、渡部のホームページのすぐ下に、「きまぐれな日々」の下記記事が表示される。
きまぐれな日々 渡部恒三のアホバカ発言 ─ 民主党はこの男をこそ除名せよ

上記記事にも書いたが、渡部は昨年夏の衆院選が行われる前月(7月)に辛坊治郎が司会する読売テレビの極右番組に平沼赳夫とともに出演して、「外国人参政権の問題では平沼さんのお考えは私と共通している。選挙が終ったら一緒に内閣を作ろう」などと口にした。これには私もぶっ飛んだが、レギュラーコメンテーターの塩川正十郎にも、「自民党民主党もオポチュニストばかりですなあ、平沼さんは信念を持った政治家だと思って尊敬してますけど」などと言われてバカにされていた。そんなやつに持ち上げられて喜んでいる人間に、国政は任せられない。さすがに、「七奉行」の中でも、岡田克也枝野幸男は、渡部とはやや距離を置いているらしい。

その渡部が、『ダイヤモンド』誌のインタビューで、また馬鹿げた発言をしている。
http://diamond.jp/series/newsmaker/10027/

政権交代だけでは変わらない。民主と自民の垣根を超え、新たな“第一極”を目指せ」というタイトルを見ただけで、中身を読む気がしなくなる代物であり、渡部の発想は、平沼に共闘を呼びかけた時と同じであって、要するに何でもかんでも「保守」が全部つるんで、大連立でも組んで一緒にやろうや、ということだ。

日本にとって有害以外のなにものでもないとしか思えないが、渡部は自分自身についてこう語っている。

 周囲から見れば、確かに民主党のナンバー1は小沢君で、ナンバー2は自分だろう。しかし年も年なので、党の仕切り役は小沢君に任せて、私は明日の日本を背負う若手政治家を育てる手伝いをしていきたい。

 自分は国会議員になってから、与党時代も野党時代も常に政治の中枢にいた。その間様々な役職に就いたが、面白いことに、首相と落選の経験だけはない。常に「ナンバー2」だった。


「確かに民主党のナンバー1は小沢君で、ナンバー2は自分だろう」って、そんなことを言う人を私は見たことがない。小沢一郎鳩山由紀夫菅直人がトップ3だという批評ならよく聞くし、普通ならその次に岡田克也前原誠司がくるだろう。渡部など、五本の指はおろか、十本の指にも数え入れない人が大半なのではなかろうか?

年を取って、妄想だけはますます膨らませていく渡部。こんなのに担がれることは、かえって担がれた政治家にとってマイナス要因になるだけだと思うのは私だけだろうか?