kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

九州新幹線、全線つながる

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/160199 より。

新幹線熊本駅でレール締結式 九州新幹線鹿児島ルート 博多―鹿児島中央1本に


 来年3月に全線開通する九州新幹線鹿児島ルートのうち、建設中の博多―新八代間のレール敷設が終わり、22日、熊本市の新幹線熊本駅構内でレール締結式があった。2004年から部分開業している新八代以南の区間と合わせ、博多―鹿児島中央間約257キロがレールで1本につながった。

 建設に当たる独立行政法人「鉄道・運輸機構」によると、工事区間(約121キロ)の工事の進ちょく率は96%で、秋には新幹線車両による走行試験を始める予定。

 この日の式典には、地元選出の国会議員や沿線4県の知事など約160人が出席。三日月大造国土交通政務官は「全線開業で、九州の観光や産業は飛躍的に発展する」とあいさつ。レールを固定する最後のボルトがレンチで締められると、大きな拍手が上がった。

=2010/03/22 西日本新聞


もう全線つながったのかというのが正直な感想。九州で鉄道に乗ったのは2002年の今時分が最後で、その頃は九州新幹線はまだ新八代以南の部分開業もしておらず、博多から西鹿児島(現鹿児島中央)まで在来線特急の「つばめ」に乗った。あの春も黄砂がひどく、ちょうどその時期だった。この年の宮崎の桜の開花は東京より遅かったことが報じられていたが、宮崎県の路線バスに乗ったただ一人の乗客だった私は、「開花の観測地点が悪い。○○*1では桜はもうとっくに開花していた。宮崎が東京より遅いはずがない」とぼやくバスの運転手とのどかな会話を交わした思い出がある。

当時、九州新幹線新八代西鹿児島間で部分開業すると知って、在来線特急の「つばめ」(九州新幹線部分開業後の名称は「リレーつばめ」)で西鹿児島まで行く機会はおそらくもうないだろうと思った。実は「つばめ」には1999年2月にも乗ったことがあって、結構気に入っていたのだ。

その当時、2011年の全面開業などはるか先のことだと思っていたが、もう来年だとは。年をとるにつれ、時の流れがどんどん早くなっていく。

*1:宮崎県の地名。もちろん覚えていない。