kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

与謝野馨が平沼赳夫の軍団に下ると見ているおめでたい平沼・城内信者

平沼赳夫城内実の信者が考えることをいちいち取り上げていたらきりがないが、あまりにも滑稽なコメントがあったので取り上げる。

http://www.m-kiuchi.com/2010/04/02/oshirase220402/#comment-38063

45.
<小沢氏の仕組んだ自民党分裂が始まる!> 2010/04/3 8:12:56

33. 熱烈な自民党支持者 2010年4月02日 22:12:05: V/uzXpXm4m5LQ: o.gqF
 
平沼赳夫氏が参院選に向けいよいよ来週にも新党を結成する。平沼グループは平沼のほか小泉龍司城内実衆院議員がおり、新党参加を表明した与謝野氏や園田氏を加え「国会議員5人」の要件を満たすメドが立ったようだ。
 
平沼氏が新党立ち上げに動き出した背景には、小沢氏が仕掛けた郵政改革法案がきっかけだと言われている。この法案が国会に出れば自民党に復党した郵政造反組みの12人は反対できない。反対すれば主な支持者である郵政票から見放されるからだ。
 
もともと平沼氏はこの12人を代表して復党問題の窓口を引き受けた経緯がある。そこでこの際、自民党を離党しやすくなった12人を取り込むために平沼新党を立ち上げたといっても良いだろう。さらに新党の資金源として鳩山邦夫との連携も模索するだろう。
 
こうして十数人規模の平沼新党が出来上がる。結局、自民党からは新自由主義の「みんなの党」と国家主義の「平沼新党」が生まれ、中川秀直氏らが前者に、安倍元首相らが後者に合流することで自民党は真っ二つに分裂するだろう。


2ちゃんねるからの転載のようだが、このコメントの書き手は、平沼一派や郵政民営化反対が政治の世界の中心であるかのように考えているようだ。ぶっ飛ばんばかりの自己中である。

このコメンテーターの中では、与謝野は平沼の軍団に下る一兵卒に過ぎない。もちろん、中川秀直は敵方の武将に相当するが、その中川秀直自身が与謝野に言及している文章を紹介しよう。昨年5月23日付のブログ記事である。


(日本郵政)与謝野財務相と菅選対副委員長が正論である | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

日本郵政)与謝野財務相と菅選対副委員長が正論である


12人の野党議員が、15日、西川社長を「特別背任罪未遂」で東京地検に告訴した。彼らはいずれも政治的に「郵政民営化反対」の急先鋒である。

しかし、西川社長続投を全員一致で決めた指名委員会の決定、日本郵政の取締役会の決定は、西川社長に「特別背任罪未遂の罪」はなく、正義にもとることはなかったとの判断を示している。もし、西川社長に「特別背任罪未遂の罪」あれば、全員一致の続投決定はあり得ないのではないか。それが民営化というものではないか。

西川社長を辞任に追い込み、郵政完全民営化を頓挫させるという政治的な思惑がどこかで働いているのか。

昨日の記者会見で与謝野財務相は「すべての閣僚は首相の指揮下にある。郵政に関する総務相の権限も内閣から付与されている」とのべたが、これは正論である。

総務相も務めた菅義偉自民党選対副委員長も「頼んで民間から来て頂いた方だから、例えば辞意表明とかがなければ、政府から(更迭することは)あり得ない」との考えだが、これも正論である。

麻生総理は、こうした正論に基づいた決断をしていただけるものと思う。(5月23日記)


そもそも与謝野が郵政民営化に反対したという話など聞いたことがない。それに、与謝野新党と平沼新党を比較した時に、後者を重く見る人間など、平沼赳夫城内実の狂信者くらいのものだろう。城内実ヲチャの私でさえ、与謝野と平沼の行動が今後の政界に与える悪影響を考えた時、より重視するのは与謝野の方である。

誰しも客観的にものを見ることは難しいが、その努力さえしようとしないのが信者の信者たるゆえんなのだろう。