kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

馬脚を現した山岡賢次

平野博文鳩山由紀夫茶坊主なら、山岡賢次小沢一郎茶坊主だ。鳩山にせよ小沢にせよ、取り巻きを見ていると信用できない。陰謀論系のDQNレイシスト政策秘書に抱えていた菅直人も問題だけれど。

その山岡賢次がまたやらかした。

6日、民主党本部で開いた党全国女性議員ネットワーク会議の総会で、小沢一郎の代理として登壇した山岡は、「普天間っていうのは何か、雲の上のお話のようだ」、「普天間の話や政治とカネの話は直接国民の生活には影響していかない」などと発言した。これに対し、糸満市の伊敷郁子市議が「私たちにとっては生活を破壊される大きな問題だ!県民を冒涜しているようだ」と抗議し、周囲の議員からも拍手が起きたと報じられている*1

山岡賢次が馬脚を現したなと思った。

私は日頃から山岡に反感を持っているのだが、同様の人は少なくないようで、民主党が圧勝した昨年の衆院選の数か月前に、一時山岡は苦戦するのではないかとの観測が流れたこともある。

山岡は『徳川家康』で知られる作家・山岡荘八の娘婿だが、山岡荘八は右翼や右寄りの保守政治家とのつながりがあることでも知られていたはずで、山岡賢次自身も政治家としての出発点は福田(赳夫)派の参院議員だった。それがどういういきさつからか、衆院選に鞍替えした翌年に1994年に新生党入りして以来、小沢一郎の腰巾着になったようなのだが、要するにうさんくさい男である。

普天間に関する発言にしても、沖縄に対する差別意識を露呈したものだと思うが、糸満市の伊敷郁子市議から猛烈な抗議を受けた山岡が、その場ですごすごと発言を撤回するあたりが、山岡の小物ぶりをよく表している。

そういえば親分の小沢一郎も、普天間問題に関して沈黙を守っている。肝心な時に沈黙するのは、小沢一郎にはよくあることだが、責任をすべて鳩山由紀夫になすりつけようとしているのではないか。小沢一郎の責任もまた重い。