kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

岸井成格の主筆就任に伴い、「毎日新聞叩きに反対するキャンペーン」を終了し、「毎日新聞を含むすべての全国紙を叩くキャンペーン」を開始します

以前、城内実植草一秀が、理不尽な「毎日新聞叩き」をしていることに反発した私は、「毎日新聞叩きに反対するキャンペーン」を掲げたことがあった。


[予告]夏休み明けには「毎日新聞叩き」に反対するキャンペーンを開始します - kojitakenの日記


きまぐれな日々 「毎日新聞叩き」に反対するキャンペーンを開始します


しかしその後、特に最近、毎日新聞に感心する記事がほとんどなくなったこともあって、キャンペーンは開店休業状態だった。毎日新聞のサイトを見に行く頻度も減っていた。

そんな毎日新聞主筆岸井成格主筆に就任した。下記ブログ記事で知った。


毎日新聞が改憲志向に?+普天間問題、市長が国を提訴&米国が移転費用増額を要望 : 日本がアブナイ!


岸井を主筆に据えるような新聞であれば、そりゃ改憲路線を走るに決まっている。以前、「護憲」に傾いていた毎日新聞の社論を「論憲」に転換したのは、論説委員を務めていた頃の岸井成格だった。出発点ではリベラルな記者だった岸井は、徐々に転向していったわけだが、共産党員から出発したナベツネのような壮大な転向ではないものの、「小型ナベツネ」の趣がある。

主筆菊池哲郎氏が論説委員長を務めていた頃に、毎日新聞はさらに「改憲」に舵を切ったのだそうだが、新主筆に岸井が就任したことによって、毎日新聞はますます右傾化を強めていくだろう。ナベツネ主筆を務める読売新聞は言わずもがな、朝日新聞船橋洋一主筆就任によって、論調がずいぶん変わった。それ以前から見られた新自由主義との親和性がさらに強まり、外交・安全保障問題では親米色が強まった。岸井成格のこれまでの主張から類推する限り、今後の毎日新聞のスタンスは朝日のさらに右をとることが考えられる。朝日・毎日が右傾化競争をする最悪の展開になった。それにしても、「ナベツネ船橋・岸井」のスリートップとは、なんという最凶の布陣だろうか。

何より、岸井成格主筆に就任したことによって、当ブログ及び『きまぐれな日々』は、「毎日新聞叩きに反対するキャンペーン」を終了させなればならなくなった。これに代わって、「毎日新聞を含むすべての全国紙を叩くキャンペーン」の開始を宣言する次第である。