kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

プロ野球は「六・三・三」制なのか

交流戦パシフィックリーグ6球団がすべてセントラルリーグ6球団の上を行ったプロ野球だが、リーグ戦が再開されると、セントラルリーグの上位3球団と下位3球団の差がますます際立ってきた。

中日がプロ野球新記録の5試合連続完封勝利を記録したといっても、相手は広島と横浜。この記録にどれほどの価値があるというのか。パ・リーグ6球団や巨人・阪神相手では、こんな記録を達成するどころか、中日投手陣は相手打線に打ち込まれるだけだろうと思っているのは私だけではあるまい。

中日に3連続完封負けを喫した広島は、阪神3連戦の初戦でも完封負けして4試合連続完封負け。やっと得点したのは相手のミス(エラーと暴投)によってだった。これにも助けられて広島は延長戦に持ち込み、10回表に2点を勝ち越したが、その裏に3点を取られて逆転サヨナラ負け。広島は、巨人戦と阪神戦の成績がともに2勝9敗になってしまった。

その広島以上に恥をさらしたのがヤクルトで、東京ドームで巨人と対戦し、広島同様延長戦に持ち込んだものの、エラーでサヨナラ負けした。結局、横浜・広島・ヤクルトの下位3球団は、上位3球団の本拠地で揃ってサヨナラ負けを喫したのだった。しかも、横浜は中日にプロ野球新記録を献上、広島は2点を勝ち越しながら直後に逆転サヨナラ負け、ヤクルトはサヨナラエラーというていたらくだった。

同じ日に、横浜・広島・ヤクルトが恥をさらしたことは、交流戦でもあったが、二部リーグとの汚名を着たセントラルリーグでの試合でもやってしまった。横浜・広島・ヤクルトはもはや「三部リーグ」であり、巨人・阪神・中日との試合はまるで「二部リーグ」との交流戦で惨敗しているかのようだ。

プロ野球界は、「六・三・三」制ではないかとさえ思える。いくら何でもひど過ぎる。