kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

多謝! id:labokioharaさんからコメントをいただきました!!

「尊大な共産党」の件ですが、コメントを下さったid:labokioharaさんからコメントをいただきました。さっそく紹介します。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20100801/1280673547#c

labokiohara 2010/08/03 22:35


みなさま
 お待たせしました。リソースを見つけましたので、お示しします。毎日新聞2008年5月21日夕刊第2面の「特集ワイド:ネットでモテモテ、志位和夫共産党委員長 ウルトラCなるか?」と題する記事です。同記事は、2008年2月に志位氏が派遣労働を取り上げた衆院予算委員会での質問を行ったことをきっかけに、その動画がウェブ上で人気となっていた時期のものです。4節に分かれて書かれていますが、件の箇所は第3節目です。そこをまるごと抜粋します。

【引用ここから】
 政治家のネット人気、その先輩格はやはり麻生さんだ。昨年の自民党総裁選では追っかけもいたらしい。非正規雇用問題に詳しい作家、雨宮処凛(あまみやかりん)さん(33)は言う。「麻生さん人気はただのネタで、若者が面白がっているだけ。一方、志位さんは若者の生活実感を代弁し、感動を呼んだ。人気の質は全く異なります」

 では、志位さんの人気は次の衆院選にどう影響するだろう。「今の若者は共産党アレルギーはないし、支持につながる可能性は十分にあります。ただ、貧困を政治に利用している、と感じさせたらダメ」

 最近は非正規雇用にあえぐ若者が、既存労組に頼らない独自のメーデーを各地で開いている。しかし、志位さんが足を運んだ話は聞かない。今シーズン、札幌、福岡など4か所を回った雨宮さんは「来て当然なのに、との雰囲気があった」と証言する。ひょっとして志位さん、共産党色の強い、共産党色の薄い、緩やかな集まりは苦手なのか。

 すると、こんな反論が。「私から門戸を閉ざすつもりは一切ない。声をかけてもらえばどこへでもいきますよ」。でも、他党のセンセイ方は、さして歓迎されずとも、いろんな集まりに首を突っ込んでいますが……。

 雨宮さんはこうも言った。「若者が一番嫌うのは、ごりごりした組織に縛られること」。かつては青年運動でならした志位さん、こうした若者とどう接しますか。

 「若い人たちの悩みをとっくりと聞く。これがすべての出発点」。でも、こうも漏らした。「『頑張れ型』ではうまくいかない。『我々の世代はこう戦ったから、あなた方もこう戦いなさい』とのお説教は一番嫌われる」
【引用おわり】

 いかがでしょうか。id:izumito氏のご指摘とほぼ同様かと思われます。

 今回、私は自らの危うい記憶にのみ基づいて、「私から門戸を閉ざすつもりは一切ない。声をかけてもらえばどこへでもいきますよ」を「呼ばれれば出席する」と記述しました。その際、私は、共産党の志位委員長が、独立系労組に協力する意思があることを示そうとしてこう書きました。しかし、それはid:kojitaken氏には当初全く伝わりませんでした。以下のような問題が私にはあったことを指摘しなければなりません。

 第一に、まともなリソースを示さなかったことです。id:kojitaken氏のエントリを見て、「共産党の志位さんはたしかこんなことを言っていたけどな」と思った時に、情報源はなにか、確かめるべきでした。このコメントを書くにあたって行った情報収集を最初に行うべきだったのです。これは、まともにものを書くときのイロハであります。

 第二に、「集会へ参加する」というときの「参加」が示す内容について、きちんと示しませんでした。ある集会に政党の党首クラスの人物が参加するとき、私は当然来賓として参加するものだという前提を持っていました。来賓として参加する以上、集会の主催者側からの参加ないし出席要請が初めに来るのは当然です。しかし、このような前提は、今回の件について言えば、私が明示的に言わない限り、無条件に他者と共有されうるものではありません。ただし、上の記事について言えば、「参加」という言葉は使われておらず、独立系メーデー(これも明示的には自由と生存のメーデーかはわかりませんが、おそらくそうでしょう)の主催者が志位氏にどのような形での「参加」を求めているのかははっきりしません。私は、集会で政党を代表して挨拶をする、というくらいのレベルであれば、主催者側からの要請が最初にあってしかるべきだと考えます。

 第三に私は、「呼ばれれば出席する」という表現について、尊大だと感じて怒りを覚えるという人がいるかもしれないということに、あまりに無自覚でした。id:kojitaken氏が怒るべき相手は共産党ではなく、この私です。重ねて謝罪いたします。

 当然のことですが、問題となったエントリや私の処遇(アクセスブロックなどを含む)については、管理人のid:kojitaken氏に一任します。どのような措置も甘受する所存です。


私がやることは、id:labokioharaさんのコメントをそのまま掲載することだけです。故筑紫哲也の猿まねで、オリジナリティは全くありませんけど、「多事争論」が私のモットーです。id:labokioharaさんには心からお礼申し上げます。お手数をおかけしてすみませんでした。

なお、この機にうかがいますが、id:labokioharaさんは、FC2ブログ『木尾原研究所』の管理人さんですよね。
http://labokiohara.blog100.fc2.com/


違ってたらごめんなさい。