kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

森祐喜が高らかにホームページに掲げていた「自己責任」(笑)

森喜朗の長男・森祐喜がついに逮捕された。「ついに」というのは、以前から森喜朗のドラ息子として悪名高かったからだ。森喜朗は、世襲後継はやらないと言っていたが、「やらない」のではなく「できない」だけの話だった。

ただ、これまで当ブログでは森祐喜の実名を出したことはなかった。単に知らなかったのと、知りたいとも思わなかったからである。

で、森祐喜逮捕を報じる記事を見て最初に思ったこと。


名前が「琴光喜」に似てるなあ。


森祐喜はホームページを開設してるらしいから、見に行った。


502 Bad Gateway


今度は、タカ派で知られる民主党の小沢系(旧自由党参院議員・森ゆうこ(裕子)に名前が似てるなあと思った。


森祐喜のプロフィールを見ると、1982年玉川大学高等部卒業、1987年東海大学教養学部中退とある。その後、米ジョージタウン大学EFLプログラムC終了とあるが、おおかた遊びに行っていたのだろう。そのさなか、祖父の森茂喜急逝により帰国し、翌1990年に森喜朗の秘書になったという。

活動報告のページは、2006年を最後に更新されていない。最近4年間は何もしていないも同然なのだろう。

そんな森祐喜の政治理念は「行動に伴う自己責任を認識して、責任ある政治を」。これには吹いてしまった。

森祐喜は県議を辞任したが、当然だ。だが、この程度で「自己責任」を果たしたなどと思い違いをしてもらっては困る。森祐喜には、押尾学事件とのかかわりなど、世に知られるべきことはたくさんある。

それにしても思うのだが、自民党政権が続いていたら、果たして森祐喜は逮捕されただろうか。あれだけ逃れようがなければ逮捕されたようにも思うが、疑いも残る。

政界人でなくプロ野球選手であっても、1985年に巨人の吉村禎章が起こした交通事故が不問に付されたことを、かつて月刊『現代』が暴いたことがあった。ライターは玉木正之で、雑誌掲載時期は1986年秋だったと記憶しているが、なにしろ古い話で、ネット検索でも確認できなかった。まだナベツネが巨人のオーナーになる前の話だが、「警察に顔が利く」人間*1は、しばしば不祥事を見逃してもらえるのである。

ナベツネオーナー就任前の吉村禎章でさえそうだった。いわんや森祐喜をや。そう勘繰ってしまうのだけれど...

*1:交通事故の被害者の方には吉村がヤクザに見えた、と雑誌記事に書かれていた。