kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ネット右翼と何も変わらない小沢信者(呆)

http://stamen.iza.ne.jp/blog/entry/1739582/ より。これは、典型的な「小沢信者」のブログであり、日々「反菅」を煽ってもいる。

 今年は1910年に当時の大日本帝国保護国化していた大韓帝国を併合してしまって100年にあたる年である。

 これを受け、阿波狸が主導して、またしても党に諮ることなく半ば強引に「政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷つけられました。」などとする首相談話を閣議決定した。

 この談話について、早速売国ジミンや「自みんなNOT」などがファビョり、さらには民主党内からも反発が生じている。

 恐らく、旧捨会党出身の阿波狸としては「眉毛村山談話」を意識して突っ走ったのであろうが、そんな浅はかな思惑は別として、36年間の日本統治がチョソ人達の矜持を著しく傷つけたのは間違いあるまい。


表向き、「ネトウヨ勢力の妄動に対して、毒を吐いていきます」などと言っているこのブログだが、私はこのブログが「自エンド」に参加した頃からずっと、ブログ主自身がネット右翼ではないかと疑ってきた。これは、衣の下から鎧が見える典型的な記事だといえる。

「今年は1910年に当時の大日本帝国保護国化していた大韓帝国を併合してしまって100年にあたる年である」という書き出しだけで目を疑うが、「チョソ人」って誰のことだ?

 また、我が国にとっても、本来はチョソ何ぞは緩衝地帯としての存在意義しか無かったのに、「ハーグ密使事件」を引き起こし愚か者の安重根伊藤博文公を暗殺した所為で併合する羽目になってしまったのだ!

 そのお陰で、タダでさえ貧乏であった大日本帝国は、多額の資金をチョソに投入する羽目になって国内の近代化が遅延する結果となってしまった。

 言うなれば、100年前の日韓併合は両国にとって不幸以外の何物でもない。そうした視点で捉え直すのも一興である!


呆れた。「ステイメン」自身がネット右翼であることに、疑いの余地はなくなった。

「ステイメン」は、上記の文章の直後で安倍晋三を攻撃し、返す刀で「在特会」を攻撃しているが、私には「ステイメン」自身が安倍晋三や「在特会」のお仲間にしか見えない。

そういえば、「チョソ」などと書く「ステイメン」の記事を読んで、「池田大作の本名はソン・テジャクだ」なる虚偽宣伝を行う一連の人たちがいることを思い出した。リチャード・コシミズ、ヘンリー・オーツなどの人たちである。「反米」のはずなのになぜか英米人みたいな名を名乗っているのも興味深い。


たとえば、ヘンリー・オーツは昨年、下記の記事を書いた。
BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」~東京12区・兵庫8区の候補者へのメッセージ


この記事を蒸し返そうと思ってネット検索をかけたら、オーツを批判する下記記事を見つけた。
http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20090726


そこに、昨年私が書いたオーツ批判のエントリにリンクが張られていた。
これはひどい! Oh, Henryのカルトブログ、ついに韓国・朝鮮差別に踏み切る - kojitakenの日記


上記リンク先記事の末尾で、私は、「池田大作在日説は、右翼の捏造らしい」と書いたが、コメント欄でid:dj19さんに、「池田大作の本名がソン・テジャク」というのは陰謀論者のリチャード・コシミズの受け売りであることと、コシミズは右翼に対しても「朝鮮人」と決め付け排撃していることを教えていただいた。

ステイメンもオーツもコシミズも「小沢信者」である。「小沢信者」には、出発点は真面目な左派だった人たちも少なくないが、縄張り意識が強くて、仲間がネット右翼同然の主張をしても、決してそれを批判しないばかりか、批判者を排撃しようとする。

これはネットではよく見られる光景で、しばしば生じる「××騒動」の類も、同じ構図である。明らかに誤った主張をした者を守ろうと、強烈な同調圧力をかける。もちろん、それはいつも成功するわけではなく、同調圧力をかけた側が赤っ恥をかくこともある。集団から距離の離れた人たちにまで騒動が知れ渡ると、集団の非常識な主張が批判され、集団は敗北に追い込まれるのである。

「小沢信者」のグループが、ネット右翼と親和性の強い陰謀論者たちに、相当程度にひどく侵食されている事実は、小沢一郎に対する支持率自体がきわめて低い世間一般には、果たしてどの程度知られているのだろうか?