kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小沢一郎、民主党代表選出馬へ

小沢一郎政治塾」で、小沢一郎が「米国人は単細胞」、「利口と思わない」などと発言したと聞いた。かつて1980年代後半に中曽根康弘渡辺美智雄アメリカの黒人やプエルトリコ人を侮辱したことを思い出させるトンデモ発言だが、要するに小沢一郎は「担ぐ御輿は軽くてパーがいい」という言葉*1を、「担がれる側」として自ら実践したものらしい。


http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008250519.html

 民主党小沢一郎前幹事長は25日、9月の党代表選に立候補する方向で最終調整に入った。早ければ26日にも表明する。菅直人首相が「脱小沢」路線から転換する見通しがなく、挙党態勢を目指した鳩山由紀夫前首相の仲介も不調に終わったことを踏まえて判断した。党内最大勢力を率いる小沢氏が首相と対決すれば、党を二分する激しい選挙戦となるのは必至だ。


正直な話、私は菅直人小沢一郎も歴史的使命を終えた政治家だと考えているが*2、両者の激突は避けがたい歴史のプロセスであると認識しており、両者の徹底的な論戦を期待するものである。それによって民主党は自らの方向性をはっきりさせる第一歩にすべきだろう。現時点では、菅直人小沢一郎も支持するわけにはいかない。

*1:実際にこれを発言したのは小沢一郎の側近・平野貞夫らしいが、これほど小沢一郎の政治手法をよく表す言葉はない。

*2:鳩山由紀夫は論外である。