kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

どうやら菅直人が優勢らしい

私がとっている朝日新聞には出ていないのだが、毎日新聞と読売新聞が民主党代表選の情勢調査記事を掲載している。

中でも、毎日新聞の記事に掲載された、国政選挙の世論調査を思わせるグラフにはぶっ飛んだ。


http://mainichi.jp/select/today/news/20100904k0000m010110000c.html


記事の見出しは「小沢氏が一歩リード」となっているが、確実に両候補が固めたのは122人ずつの同数で、「有力」を含めても21人差、ポイントにして42ポイントに過ぎない。これでは、地方議員票と党員・サポーターの票で、簡単に菅直人に逆転されてしまう。


読売の記事は、さらに「小沢劣勢」を印象づけるものだ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100903-OYT1T01246.htm

 再選を目指す菅首相小沢一郎前幹事長がそれぞれ党所属国会議員160人程度の支持を固め、激しく競り合っている。態度を明らかにしていない国会議員約90人の動向が今後の焦点となる。地方議員票と党員・サポーター票では現時点で菅氏が先行している。ただ、投開票まで10日以上あり、論戦の行方しだいで情勢は変動する可能性がある。


中でも、以下の文章には驚いた。

 党内最大勢力である小沢グループの支持も、7割強を固めた。ただ、同グループの約2割は態度を明確にしておらず、「菅氏を支持する」とした議員も8人いた。


なんと、小沢一派の「鉄の結束」にも乱れが見られるというのだ。

 地方議員票と党員・サポーター票では、菅氏が世論の高い支持を追い風に、6割〜7割を獲得する勢いを示している。


まあそれはそうだろう。一般有権者を対象にしたマスコミの世論調査でも、特に民主党支持者で菅直人への支持率が小沢一郎を圧倒している結果が出ている。それを考えれば、6割〜7割というのは、意外に少ない数字とも思える。

小沢一郎は、この2回の週末が正念場だと思うのだが、昨日のワイドシーなどで適当なことを言っていたらしいのは、まさかどうせ負ける選挙だから言いたい放題言ったんじゃなかろうな。そう思ってしまった。

小沢一郎の勝利は不動だとばかり思っていたが、そうでもなさそうな状況のようだ。