kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

千葉ロッテマリーンズのビールかけに幻滅した

プロ野球パシフィックリーグクライマックスシリーズ・ファイナルステージで千葉ロッテマリーンズ福岡ソフトバンクホークスを下して日本シリーズ進出を決めたが、私が違和感を覚えたのはロッテの胴上げとビールかけだった。

だって、ロッテはリーグ優勝を決めたわけではない。ホークスの代わりに日本シリーズ進出を決めただけだからだ。胴上げもビールかけも慎んでほしかった。

思い出すのは2007年の中日ドラゴンズである。リーグ優勝チーム・巨人を破った2位・中日の落合博満監督は胴上げを固辞し、中日はビールかけもやらなかった。そうやって、落合監督はその年のセントラルリーグを制した巨人に敬意を払った。

私はこのCSで中日有利を予想していたが、勝った時に落合監督がどう振る舞うかに注目していた。そして、落合監督の振る舞いは、私の予想をも超える素晴らしいものだった。この年の日本シリーズ第5戦で、完全試合目前の山井大介投手を交代させた落合監督の継投策を私は批判したが、私のスタンスは常に是々非々であり、誰に対してでも評価すべきは評価し、批判すべきは批判する。

3年前の落合監督を覚えていたから、今回の千葉ロッテの胴上げとビールかけを私は評価できなかった。巨人の原監督だったらどうするだろうかという興味はあるが、私は原監督は決して嫌いではないけれども、巨人だけは生理的に受けつけない人間なので(なにしろ、来年の楽天−巨人戦でさえ楽天を応援しそうでわれながら恐ろしい)、原がどう振る舞うかを実際に見たいとは思わない。