kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

千葉マリンスタジアムのウグイス嬢

昨日、テレビ東京の中継で日本シリーズ第4戦を見た。なんというか、日本シリーズとは思えない珍妙な試合だったが、たいへんな熱戦には違いなく、普段見ているテレビ朝日の「報ステ」も見ないで、試合終了までテレビ東京を見ていた。今年初めてまともに見たプロ野球の試合だった。両チームのチャンスのつぶし合いを見ていて、ふと、今年のセントラルリーグペナントレースで、阪神と巨人が優勝を譲り合っているうちに、中日に「漁夫の利」をさらわれたことを思い出した。

ところで、個人的に近年で印象に残る日本シリーズというと、今年も出場しているロッテが阪神を4タテした2005年のシリーズである。あの年、第1戦は四国の山小屋でラジオを聴き(西日本に寒波が襲ってきた日で、異様に寒かった。東日本の千葉でも、濃霧コールドゲームという前代未聞の事態になり、ロッテが10対1で大勝した)、第2戦以降は連日テレビで観戦した。

5年前のシリーズでは、今年も好投した渡辺俊介の完封(第2戦)や、甲子園で阪神ファンを沈黙させた福浦の満塁ホームラン(第3戦)が鮮烈な印象を残した。このシリーズでは最初の3試合でロッテがいずれも10点ずつを挙げ、その間の阪神の得点は、第1戦と第3戦で挙げた1点ずつだけだった。それ以前の、ワンサイドの日本シリーズといえば、最初の3試合すべてで初回に大勢が決まった1990年の西武対巨人戦が有名だったが、それをも上回る、空前絶後のワンサイドのシリーズだった。

この時、第2戦以降はテレビ観戦したのだが、今も耳に残っているのは、ラジオで聴いた第1戦、千葉マリンスタジアムのウグイス嬢の、「二番、サード、今江〜〜」というアナウンスである。今江は確か千葉マリンスタジアムの2試合で、8打数8安打の大活躍をしたはずだ。今江が阪神を粉砕したと言っても過言ではなかった。

その懐かしいアナウンスが、今年の第4戦でも聴けた。5年前と同じ人が今もアナウンスしているのではないかと思って調べてみたら案の定。同球場のウグイス嬢は谷保恵美さんという北海道出身の方で、千葉マリンスタジアム開設3年目の1994年からアナウンスをしていて、今年でなんと17年目になるそうだ。

ロッテは、今年の第3戦まで千葉マリンスタジアムでの日本シリーズに負け知らずだったが、私が見た第4戦で初黒星を喫した。その前にナゴヤドームで行われた第2戦では、1974年の中日戦から続けていた日本シリーズ8連勝(対中日、対阪神各4勝)も止まっている。しかし、今日の第5戦では中日に圧勝し、5年ぶりの日本シリーズ制覇に王手をかけた。そして、今日のヒーローも今江だった。千葉マリンスタジアムで行われる日本シリーズでは、今江が打席に立つだけで、打ちそうな予感がする。今回の3試合で唯一中日が勝った第4戦では、中日バッテリーは徹底して今江との勝負を避けていた。