kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

朝日新聞の伊藤裕香子記者、カビの生えたトリクル・ダウン論を披露

1週間前の朝日新聞記事。


http://www.asahi.com/politics/update/1120/TKY201011190582.html

年収1300万円で年12万円増税 政府税調案から試算


記事本文の大部分は引用しない。批判する気も萎える記事だが、ありがたいことに下記の批判記事があるので、ご参照いただきたい。


高所得者にとっての1%は重い負担のようです - 非国民通信


今回、気力を振り絞って私が書くのは、記事の末尾の部分。

 給与所得者のうち、年収1千万円以上は5%程度の約220万人。この層に大きな負担増を求めると、個人消費に影響があるのではないかとの指摘や、配偶者控除は女性の働き方をめぐり意見がわかれていることもあり、見直しの基準や時期をめぐっては議論を呼びそうだ。(伊藤裕香子)


何このカビの生えたトリクル・ダウン論。富裕層の旺盛な消費が経済成長をもたらして、下々に恩恵をもたらすとかいうアレ。

そして、こういうアレな記事を書くのはあの人だろうと思っていたら、案の定だった。

伊藤裕香子。

富裕層の香りがしてきそうな、なんて素敵な名前。この記者は、経団連の代弁記事ばかり書く、朝日新聞を代表する経済記者として注目してきたが、またしてもやってくれた。

いや、名前にいちゃもんをつけるのはマナー違反だとは承知しているけれども、書かずにはいられなかった。この記者は、いつもいつもこんな調子の記事を書くからである。最近は、この記者の署名を見るだけで記事を読む気が起きなくなっている。

いい加減にしてくれ。