kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山口二郎よ、お前が言うな

時々お散歩日記|第29回|マガジン9 経由で知った、東京新聞中日新聞も?)掲載の山口二郎の文章。

(略)最近本欄では菅直人首相の批判を繰り返すばかりで、私も残念である。しかし、志操を捨て去ろうとする政治家は批判し続けなければならない。武器輸出三原則の廃止は先送りになると思ったら、今度は防衛大綱の見直しで、専守防衛の理念を捨てようという動きになった。これは憲法改正に準じる暴挙である。一九九二年、PKO法審議をめぐり徹夜国会となった時、当時社民連の若手議員だった菅氏は同法の反対討論に立ち、所定時間を超えて海外派兵反対の演説を続けた。最後は衛視に排除されたが、演壇にしがみついて演説を続けようとした菅氏の姿勢はまぶたに焼き付いている。(以下略)


東京新聞 2010年12月19日付「本音のコラム」より)


ここに書かれている菅直人に対する批判自体は正しいと思うが、山口二郎氏よ、あなたのなすべきことは、「菅直人首相の批判を繰り返す」ことではなく、90年代の政治改革を総括することではないのか。

山口二郎よ、お前が言うな」としか私は思わない。