きまぐれな日々 「減税日本」をまともに批判できない社民党など潰れてしまえ は、タイトルが社民党批判だったため、不人気エントリになるだろうと予想していたが、案の定だった。
それにしても、社民党支持者から多少の反応くらいはあると思った。いちばん期待していたのは、社民党はきちんと「減税日本」（＝「強者への逆再分配日本」）を批判してるよ、マスコミが報じないだけだよという反論だったが、それもこなかった。あと、小沢信者系社民党支持者というのが、某有名ウェブ日記の筆者以外に世の中にどれくらいいるのか私は知らないが、そういう人たちにとっては私のブログは「スルー作戦」の対象に決まっているから、反応はないだろうと思っており、実際その通りだった。
唯一あったのは、「今さら社民党なんかにかまう必要はない。もっと大きな悪と戦え」という反応であって、まあその通りでしょうねとしか言いようがない。やはり社民党は、完全に終わった政党だ。
某有名ウェブ日記の話に戻ると、あの日記やその系列のブログ連の読者で、社民党に投票する人がどれくらいいるかというと、ほとんどいないだろう。某有名日記の影響を受けた、いわゆる「小沢信者」のブログの読者は、小鳩政権時代には民主党に熱狂し、「空き缶政権」の現在は執行部を罵倒し、もし小鳩派が「減税日本」（「強者への逆再分配日本」）とつるんで新党を作ろうものなら、その新党へと雪崩を打つであろう人たちだ。そもそも某有名日記の主が今でも「社民党支持」といえるかどうかも怪しく、もちろん本人は今でも社民党支持のつもりだろうが、実質的には日記の読者や日記の主とかわりの深いブログの読者を「強者への逆再分配日本」に流し込む役割しか演じていない。
同様のことは、某有名日記がブレイクしたのと同時期に「反小泉」のブログ運動を起こして一世を風靡した某有名ブログについてもいえる。某有名ブログの主は社民党支持者でこそなかったけれども、昨年前半までは自民党と民主党を「Aブロック」、社民党と共産党を「Bブロック」の政治勢力であると分類して、後者の立場に立つと明言していたはずだ。某有名ブログがこの分類をグラフで示していた頃には、私はまだ「民主党左派というものがもし存在するとしたら」などという奥歯に物のはさまった書き方をしていて、現実には存在しないだろうとうすうす感じていた「民主党リベラル派」に多少の未練を持っていたが、今となっては当時の某有名ブログの分類が完全に正しかったと脱帽する次第だ。
ところが、その某有名ブログのブログ主自身までもが、菅直人と樽床伸二が争った民主党代表選が行われた昨年6月を境に、「小沢信者」に転向してしまった。つまり、某有名ブログ主自身が「Aブロック」に行ってしまったのである。まったくどいつもこいつも．．．
