kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

統一地方選に関するメモ(副題:「『きまぐれな日々』未だ更新できず」)

リスクを承知の上で統一地方選を総括する記事を「きまぐれな日々」に書いていたが、その最中にFireFoxのブラウザごと吹っ飛んでしまい、PCの再起動に追い込まれた。いつものように自動バックアップモードで記事を書いていたので、普段なら異常終了しても自動保存の記事が残っていて再編集できるのだが、自動保存の記事ごと飛んでいた。やはりFC2ブログの調子は相変わらずおかしい。

そんなわけで、今日も「きまぐれな日々」はお休みし、書いていた記事を思い出しながら、今夜以降こちらのブログで書いているスタイルで改めて書きたい。

主旨は、東京都知事選の石原批判、橋下徹河村たかしが明暗を分けた件、それに原発問題だ。原発問題では、以前からの反原発派である自民党河野太郎の他、中川秀直東京新聞長谷川幸洋らが原発政策転換を求める声をあげている点を指摘し、再生可能エネルギーの推進には発送電分離を軸とした電力自由化が求められることと絡めて、規制緩和にも必要なものがあると書いていた。そのくだりを書いている最中にブログが吹っ飛んだ次第だ。

最悪なのは、普段規制緩和を声高に叫んでいるのに原発推進派という人たちで、小泉純一郎安倍晋三がそうだったし、このまま原発政策に関して何の発言をしなければ、小沢一郎も同罪となる。そもそも現在の「大連立」工作は、原発利権を守りたい人たちが展開していると言っても過言ではない。統一地方選民主党が惨敗したことで大連立の機運が遠のいたようだが、民主党が惨敗したのは政策が自民党と同じだからであり、同じ政策だったら過去に政権を担っていた自民党を人々が選ぶのは当然だ。開き直ってエネルギー政策の転換に舵を切らない限り、民主党政権に活路はない。

それと東京都民の選択だが、都民は「原発は不安だが現状維持すべきだ」と漠然と考えていると思われる。しかし、今後日本の原発が次々と建設から30年ないし40年の耐用年数を迎える以上、原発を新設しないで現状維持することなど絶対に不可能で、現在の原発依存度30%を守ろうとするだけで、原発を新設せざるを得ないのである。そして、地方はそんなものを受け入れてくれるはずもないから、原発東京湾にでも建設する他はない。

石原慎太郎を選んだことは、上記のような選択を東京都民がしたということを意味するのである。

もっとも、石原に投票した人は高年齢者ほど多かったらしいから、そういう人たちは要するに自分が死んだ後のことなどどうでも良いのだろう。

東京のジジババが日本を滅ぼす。今回の東京都知事選を一言で言うとこうなる。