http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042701000833.html
大阪府の橋下徹知事は27日、東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故を踏まえ、関西に電力供給している原発の新規建設を止めることを目標とした計画づくりを始める考えを表明した。「新規原発を止めにかかる。どういうことをやらないといけないのか、第一歩を踏み出したい」と述べ、部局に検討を指示したことを明らかにした。
知事は計画づくりについて、28日に開かれる関西広域連合委員会で提案し、参加府県の賛同を得たい考えを表明。受け入れられない場合は府単独で取り組むと強調した。
また実現可能な案を示せば府民や近隣県民の理解が得られる、との認識を示した。
2011/04/27 17:53 【共同通信】
橋下なら言い出しかねないと思っていた。
わざわざ福島まで「私は原発推進論者」だと言いに行った石原慎太郎だの、壊れたレコードのように「(自民党の)原発推進政策は正しかった」と言い続ける与謝野馨だの、この期に及んでベトナムへの原発売り込みに言及する鳩山由紀夫だのといった、骨まで原発漬けになっているのではないかと思われる旧世代の保守政治家(というより老害)たちと違って、橋下は機を見るに敏な男だ。
別に橋下が原発慎重論に舵を切ろうが私は全く評価しないが、橋下でさえ新規原発の建設中止を口にするほど、流れが大きく変わったとはいえるだろう。