kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

昨年6月の民主党代表選で小沢一派が推した樽床伸二が自民党の菅義偉らと「大連立」を画策

http://www.asahi.com/politics/update/0510/TKY201105100229.html

民・自の中堅若手、大連立も視野に勉強会設立へ

2011年5月10日18時43分


 将来の大連立も視野に入れながら、政界の世代交代を進める――。民主党樽床伸二国会対策委員長自民党菅義偉総務相ら両党の当選5回以下の中堅・若手衆院議員が、そんな目的の議員グループを17日に立ち上げる。

 グループは「国難対処のために行動する『民主・自民』中堅若手議員連合」(民自連)。設立趣意書では東日本大震災を踏まえ、「この国難に際し、党派を乗り越えて一致協力する」「国民は今こそ政治力の結集を求めている」とした。呼びかけ人の一人は「勉強会を通じて、大連立を目指したい」と話している。

 参加資格を当選5回以下に限定したのは、菅政権や小沢一郎元代表に距離を置く民主党内の中間派議員に若手・中堅が多いことがある。首相経験者ら自民党のベテラン議員の動きとも一線を画することで、政界の世代交代を進めたい考え。


樽床伸二といえば、民主党保守派の野田グループに属していながら、昨年6月の民主党代表選で小沢グループに推されて立候補した、民主党きっての新自由主義者だ。

この代表選後、樽床は「樽床グループ」を立ち上げたが、「親小沢」と見られていた。だが、その樽床も小沢一郎を見限り、「菅抜き・小沢抜き」の大連立に向かって踏み出したようだ。小沢一郎にしてみれば「飼い犬に手を噛まれた」思いかもしれないが、樽床伸二から見れば「利用価値のなくなった小沢一郎にはもう用はない」のだろう。

大震災で雲隠れしたり、浜岡原発停止問題でも沈黙を決め込んでいる小沢一郎のていたらくでは、樽床に見切りをつけられても仕方あるまい。