kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

結局小沢一郎と鳩山由紀夫は自民党長老連のお仲間だった

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110606/plt1106061637005-n1.htm


引用はめんどくさいので最後の部分だけ。

 しかし、こうした仙谷氏の「世代交代論」に対し、民主党では小沢氏と鳩山由紀夫前首相のグループ、自民党では長老組を中心に根強い反発がある。

 「世代交代と言って若い奴をうまく乗せ、自分はそれを操る。かつて仙谷は、小沢が御輿を担いでウラで操る手法をさんざん批判したが、結局、同じことをやろうとしている。われわれを排除するというならやってみろ。あんな奴が中心の連立なんか潰してやる」(自民党三役経験者)

 「仙谷がやろうとしている連立は、政策的にはわれわれと決定的に違う。離党して新党を作ることも覚悟している」(小沢グループ議員)

 仙谷氏のシナリオ通りに事が運ぶかはまだ不透明だ。


民主党自民党の中堅の右寄り新自由主義者たち(その中心は前原誠司)を糾合しようという仙谷に与する気など毛頭ないが、この引用部分を見ると小鳩と自民党長老はお仲間だったのだなあと改めて感じる。

たとえば、「バラマキ批判」の自民党長老連と「マニフェストを守れ」と言っていた小沢が組んだら、いったいどんな政策を掲げる政権ができたのだろうか。ちょっと想像がつかない。

仙谷一派と自民党中堅連の連立なら、だいたい「原発維持」と「新自由主義推進」を柱とする政権になるだろうけれど、自民党長老連のもくろむような、狂ったような東電温存路線だとか原発事故の情報隠しとかさらなる原発推進路線なんかにはならないだろう。今後「原発利権」なるものはなくなっていく方向以外あり得ないし、これまでの原発推進政策に関する責任も、中堅議員は長老ほど重くないからだ。もちろん、発送電分離やらましてや「電源三法」廃止などは全く期待できず、東電は温存させるだろうけど。

いずれにせよ、今回の小鳩の動きは筋が悪過ぎた。仙谷一派もひどいけれど、小鳩はそれ以下だった。