kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ものを言いたくても言えない大間の猟師さんたち

こちらのブログを毎日、「きまぐれな日々」を週2回更新しているからはっきりわかるが、例の内閣不信任案騒動以来、原発のことを書いても反応が乏しくなった。人々の関心は政局へと移り、震災以前に関心を集めていた税の話は、原発以上に人々の関心が薄れている間に、消費税増税へ向けての動きは着々と進んでいる。

原発問題でも、放射能のことは人々の関心をひくけれども、「電源三法」となると、「法」という文字へのアレルギーでもあるのか、反響はいっそう少ない。

新聞やテレビでは、しばしば「電源三法」は取り上げられる。「ネットde真実」なんて言葉があるけれども、ネットのヨタ話と比較すれば、彼らのいう「マスゴミ」の報道の方がまだしも、いくぶんかの真実を伝えているように思われる。それを実感させるTwitterを。


http://twitter.com/#!/akg0011/status/77589411168137216

@akg0011
赤木 壮吉


これは必読です。今朝も「大間の漁民の苦悩」を報じていました。「もう金をもらってしまったからな」と悔しそうな漁師さん「カメラの前では話せない」という漁師さん。こんなことはもう止めなければなりません。「電源三法の廃止」を議題に設定しよう
http://t.co/TBmVslj


上記Twitter最後のリンク先は「きまぐれな日々」の記事であり、手前味噌で申し訳ないが、発信された赤城壮吉さんが書かれている「大間の漁民の苦悩」とは、どの局かはわからないけれども6月6日のテレビ報道を指すと思われる。


「もう金をもらってしまったからな」、「カメラの前では話せない」、猟師さんたちにそう言わせている現実があり、その一方で「原発を止めたら、下北(若狭などでも同じ)の雇用はどうなると思ってるんだ」といけしゃあしゃあと語る原発推進派の国会議員がいる。

そして、中央で権力争いをしている政治家たちは、決して「電源三法」のことを口にしない。張本人である自民党の政治家たちはもちろんだが、民主党小沢一郎菅直人も、国民新党亀井静香も、誰も「電源三法」の廃止など言い出さない。

しかし、そんな中でも電源三法交付金の「シャブ漬け」批判の報道は少なからずあるし、それに共感し、「電源三法廃止」にご賛同下さる方もいる。この声を、いかに拡大していくかだ。

そこで合言葉。

いる? 電源三法
きる! 電源三法