kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

これでいいのだ! ヤクルト、読売に5連勝

プロ野球読売リーグで、首位のヤクルトが読売に2引き分けを挟んで5連勝した。

とはいえ、先の読売ホームゲームの3連戦(郡山2試合、東京ドーム1試合)では、全勝できる展開だったのに、2戦目と3戦目で土壇場で読売に追いつかれ、引き分けに持ち込まれていた。3戦目は、東京ドームを苦手とする右のエース・館山に白星をつけるチャンスだったのに、救援陣が崩れた。だからスッキリしなかったのだが、その3連戦の初戦、プロ入り初登板初先発で勝利投手になった七条祐樹を、今日ヤクルトは再び先発に立て、二匹目のドジョウを狙った。

この七条は「チリガミ王子」とも「バカボン」とも呼ばれているという。風貌を見ればニックネームも納得できる。これで勝ち星を重ねれば人気が出そうだが、そうは問屋が卸さず、今日は読売打線に打ち込まれた。

しかし、ヤクルトは終盤に追いつき、9回ついにサヨナラ勝ち。結果オーライの試合だったが、これでいいのだ。

敗れた読売は、沖縄で行われた試合で横浜を破った広島に抜かれて、5位に転落した。いい気味だ。4位に浮上した広島は、3位阪神に1ゲーム差に迫った。広島は交流戦であれだけ大負けしたのに、今でも阪神や読売とほとんど変わらない位置にいる。阪神も読売も、ともに交流戦で4つずつ負け越したからこんなことになっている。

ところで、ヤクルトは読売戦のホームゲーム4戦全勝だが、すべて静岡の草薙球場での試合だ。今日の試合は最初から静岡で行われる予定だったようだが、4月に行われた3連戦は、東京電力管内でのナイトゲーム自粛要請を受けて本拠地の神宮から静岡に開催球場を変更したものだった。

ヤクルトの神宮での読売戦というと、かつてブロハードが槙原から放った逆転2ランや、ペタジーニが打ちまくって読売を3タテした痛快な思い出はあるものの、それらは例外に過ぎず、大半は読売に負けまくった記憶ばかりだ。原やクロマティには本当によく打たれた。明日からの読売戦の残り2試合は神宮球場で行われるらしいが、今年はヤクルトのホームの読売戦は、全試合静岡で行った方が良いのではないかと思う。